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こんにちは。
千葉県流山市にある、いちばんはじめの親子のコミュニケーションスクール「きいろいぼうし」の中村ともみです。

現在4歳の息子は、おしゃべり大好き。
元来、人見知りしない性格も手伝って、物怖じせずにはきはきと受け答えするので、周囲のおとなからかわいがっていただいています。


おしゃべり息子ができるまで

息子、1歳半健診で引っかかる

いまでこそ、こんなふうにおとなと対等におしゃべりしている息子ですが、実は、自治体の1歳半健診では「発語」で引っかかり、保健師さん面談となりました。
この1歳半健診では「ママ」「ワンワン」「ブーブー」などのことばがいくつか出ていることが一つの目安とされていますが、息子はまだ意味のあることばをひとつも話していなかったためです。
当時の息子のボキャブラリーは、「ば」と「ばあ」だけでした。
ここで指摘を受け後日、保健センターからの連絡を待つことになりました。

発語の遅れを指摘されても心配しなかった理由

わが子に発達の遅れがある。
ほかの子にはできていることが、わが子はできない。
それを専門家から指摘されるという、ふつうなら不安になるこの状況ですが、母であるわたしはまったく心配していませんでした。

なぜならば、ファーストサインで息子としっかりコミュニケーションが取れていたからです。

保育園でのようすを教えてくれる息子

この頃、わが家で行われていた息子との会話を再現してみましょう。
保育園の一時保育から帰ってきた夕飯の席で、こんなふうに言っています。

くるまであそんだよ
パンを食べたよ、おいしかったよ
先生のこと、好きだよ

その日、園であったことを教えてくれるのです。
おしゃべり前だったにも関わらず、ファーストサインを使ってなんでも教えてくれていました。
だからわたしは安心して一時保育の園に預けることができました。

たとえ二つ、三つことばが話せたとして、園でのようすを伝えてくれるまでには至らないと思います。
ふだんからファーストサインを使って親子でコミュニケーションをとっていたからこそのやりとりです。

伝わるから、うれしい

息子自身も、おしゃべり前のこの段階から、
話すと、伝わる
伝わるとたのしい、うれしい

もっとコミュニケーションをとりたい
そんな経験をたくさん重ねてきたからこそ、たとえほかのひとから発語の遅れを指摘されようが、まったく意に介せず、おしゃべり好きに育ったんだと思います。

わたしたち親子にとって、ファーストサインはほんとうになくてはならない存在です。


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