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山道

絵はどこにでもあるような山道です。さあ、これで何を詠みましょう。若い頃の山登り、寺社めぐり、水の流れ、人生の一本道、さてどうしようか。と考えていたらふと、岸田総理の顔が浮かんで来ました。岸田総理は人の話を聞きすぎて、あっちへ行ったりこっちに来たり、早くもふらふらなのでしょうか?それでも良くなる分には頑固で聞く耳を持たない人よりはましなのかもしれません。結局、俳句は山登りの句になりました。

春暁に靴紐きりりテント前(季語:しゅんぎょう:三春)


まだ日が出ていない朝、薄暗い中で全員が揃ったことを確認してさあ出発です。いよいよ登頂だと緊張感が高まります。装備を確認して靴紐もしっかり結び直します。そんなベースキャンプでの風景です。

いつからかお花畑の花覚え(季語:おはなばたけ:晩夏)


山登りを続けていると山に咲く花の名前をいつの間にか覚えています。疲れていても健気に咲いている高山植物を見ると一瞬疲れを忘れてしまいますね。

雪催水一口で下山かな(季語:ゆきもよい:三冬)


登頂を終え、下山途中のこと、一休みしていると空模様が一変し今にも雪が降ってきそうな感じです。さあ水を飲んだら下山を急ぐぞとキャプテンの声が聞こえて来ました。

山下りて湯殿の窓の山桜(季語:やまざくら:晩春)


登山の後は帰宅の途につく前に地元の風呂屋に行って汗を流すことがあります。汚れていて風呂屋に迷惑な気もしますが、山の近くの風呂屋はそんな客に慣れていて大きな荷物も見ていてくれました。

昨日の大阪ビル火災、何の罪もない27人が巻き込まれています。まだ詳細は不明ですが、本当にいたたまれぬ気持で一杯です。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。





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