はな紅を上唇に春の宵
今、上七軒では北野をどりの真っ最中です。私も久しぶりに友人に誘われ北野をどりの見物と飲み会の為、外出しました。明治初頭に始まった都をどりや鴨川をどりは春の季語になっていますが、戦後生まれの北野をどりは残念ながら季語ではありません。ということで北野をどりだと無季語の句になってしまいます。
北野をどり席の旦那は舞妓連れ
北野をどりは今月20日から始まり、4月の都をどりや5月の鴨川をどりに先がけて開催されます。入口で並んでいる人達を眺めていたら有名な老舗の丹那が祇園の舞妓さんを連れて見物に来ていました。なるほど敵情視察ですか。いやいやそんなことはないですね。
春重ね舞妓の紅もくっきりと
昨年はまだ下唇だけに花紅を付けていた一年目の舞妓さんが、今年は上唇にもしっかりと紅をつけていました。でもそんな習慣を知らないとただ化粧が濃くなっただけみたいですね。
はな紅を上唇に春の宵
句に上唇を入れると舞妓が入らないので花紅(はなべにです。かこうではありません。)で舞妓を想像してもらうことにしました。是非検索してください。
今日の絵は上七軒の舞妓さんです。う~ん‼️舞妓さんにしてはずいぶん貫禄がありますね~。