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小春日やそこそこそこと甘え猫
久しぶりの猫の絵です。最近テレビで「猫は液体である」というCMがありました。金魚鉢のような丸いガラス容器に猫がうまく丸まって容器の形に自分を合わせている様子は確かに液体のようでした。高いところから飛び降りてもなんともないし、「猫は液体」とはよく言ったものです。
小春日やそこそこそこと甘え猫
猫が喉などを撫でてもらっていると「そこそこそこ」と声が聞こえて来るようです。
まんぷくの猫はあらもう日向ぼこ
気ままな猫はお腹いっぱいになったら、もう日向でお昼寝です。自由人の象徴のようですね。
そう言えば「なんでも鑑定団」で夏目漱石の俳画作品が紹介されていました。
「吾輩は先の見えない猫である 漱石」
何か自分の人生を嘆いているような句ですが、漱石が描いた絵は猫の頭に紙袋が被さって前が見えない猫の絵でした。な~るほどと思わず笑ってしまいました。これが俳画か!
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