真珠の耳飾りの少女
noteの静霧一さんが紹介していた展覧会の絵「まどろみ」を見て感激しました。というより、そこに描かれた少女の自然な美しさに釘付けとなりました。
そこで思い出したのが、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の模写です。絵を始めて少し経った頃、私の大好きなフェルメールを模写してみたくなり必死に描きました。一応は描けましたが、残念ながら顔は全く似ていませんでした。
その後、ネットの画像を引張り出しては、女性モデルをデッサンしました。しかしパートナーが焼きもちを焼くのではと気になり、男性モデルに変えて見ましたが、ちっとも面白くないのです。
面白くない絵がこちらです。
一応自分に似ているなと思いながら描いたのですが、やはりじっと男の顔を眺めるのは苦手です。
前置きがとても長くなりましたが、絵を見て一句。
息をひそめて美術展覧会(季語:美術展覧会:秋)
季語が長すぎます。
絵を見てる人が気になる秋の展(季語:秋:秋)
こんな経験ないですか?線を超えて覗き込んだり、少し離れてじっと眺めたりしている人。敢えて動詞動詞です。
秋深し上野の森の列長し(季語:秋深し:秋)
上野には美術館がたくさんあります。こっちの展覧会は行列が長いからと他の美術館に行ったらそこも行列があったり、京都では普通に見られる若冲でも1時間待ちとかだったり。
春の匂彼女はまだ夢の中(季語:はるのにおい:春)
「まどろみ」はいくらでも俳句が出来そうです。