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大好きな柴田聡子さんについて語りたい(8)adieuさんへの提供曲『灯台より』が配信されました。
『灯台より』本日配信
こんにちは。桐山もげるです。
上白石萌歌さんによるユニット、adieuさんの新曲『灯台より』が本日1月19日に配信されました。作詞・作曲:柴田聡子さん、編曲:Yaffleさんの作品です。
adieuさんの新曲「灯台より」、作詞・作曲致しました!編曲はYaffleさんです。素敵に歌って頂いて、素敵に仕上げて頂いて、感無量です!ありがとうございます。
— 柴田聡子|Shibata Satoko (@sbttttt) January 17, 2022
1月19日から配信開始です。
ぜひお聴き下さい!!https://t.co/tpVUqarfM2 pic.twitter.com/LPO6ev2gSZ
歌詞も、歌詞リリさんから発表されています(下記リンク先で確認できます)。
https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/adieu/toudai-yori/
『灯台より』はこれまでの柴田聡子ご本人の曲や、他のアーティストへの提供曲とも印象が違うと感じました。Yaffleさんによる編曲の力なのかもしれません。事前に柴田聡子さんの作品と知らずに聴いたら、きっとそれを言い当てることが出来なかったのではと思います。
歌詞の感想
先程Twitterにも書きましたので、そのツイートを貼り付けます。
https://t.co/z1wNTIAejV
— きりやま (@kiriyamaragain) January 18, 2022
『灯台より』
灯台はこの場所から動けない。灯りをともしていることが「当たり前」の存在なので、
誰かに何かあった?と気づいてもらえるのは、灯りが消えたときだけ。
私も灯を消したら(=息を止めたら)気づいてくれる?
こんな歌詞かな。すごい。#柴田聡子#灯台より
「灯台」とは「動けない」「灯をともしていて当たり前の存在(自分がしていることをありがたがってもらいにくい)」。
その性質を自身への比喩に用い、「灯を消したら(=息を止めたら)、あなたは自分がいなくて困ることに気づいてくれる?」という意味ではないかと思いました。
これまでの柴田聡子さんの歌詞に比べ、危うさを感じるくらい、純粋で心が張り裂けそうになるような「寂しさ」が込められている印象です。これまでの作品の歌詞は、寂しくても、辛くても、それを埋め合わせるような別の要素(「無常感」や「友情」など)が加わっているように聴こえ、そこに救いに似た感情を抱くことができるのも、「柴田さんらしさ」と感じていました。
ご本人が歌手として作られる作品とは違い、adieuさんへの提供だから生まれた曲なのかもしれません。
とはいえ、まだ数回聴いての感想の段階です。今後、全然違う受け取り方になるかもしれません。
他の方の感想も是非聴いてみたいです!