大好きな柴田聡子さんについて語りたい(27)9月28日心斎橋JANUSライブレポート日記
こんにちは。柴田聡子さんファン(ゴツリス)のきりやまです。
2024年9月28日に大阪心斎橋JANUSで開催されたライブイベント『柴田聡子とヘルシンキラムダクラブ』に行ってきました。この記事はそのライブレポートを含む日記です。
約半年ぶりのBAND SETのライブ
今回のライブでは、柴田聡子さんはBAND SETでの出演でした。
前回僕がライブを観たのは、前回3月22日の「Tour 2024 Your Favorite Things」名古屋公演以来。つまり、柴田さんのBAND SETライブを観るのは、実に約半年ぶりでした。
正確にいえば柴田さんのライブ自体は6月15日に札幌芸術の森で開催された野外フェスの「しゃけ音楽会2024」でも鑑賞しているのですがライブハウスに柴田さんの演奏を聴きに行くという行為が約半年ぶりでした。
この「半年」という時間の感覚は、きっと人それぞれだと思います。
あえて僕の場合の感覚を書きます。
僕は昨年までの数年間「行けるときは必ず行く」を信条のようにして柴田さんのライブに訪れていました。その結果として、ほぼ毎月1回は柴田さんのライブに足を運んでいたと思います(残念ながら、抽選倍率の高い「神保町ひとりぼっち」にはあまり行けませんでしたが)。
そのため、僕にとって半年間ライブに行かなかったというのは、とてもとても長い時間に感じられていました。
ライブ中に感じた「よろめき」と「きらめき」
さて、そんな半年ぶりの柴田聡子さんのBAND SETのライブをみた感想をあえて2つのキーワードでまとめたいと思います(←なんて格好つけた書き方!笑 書くのが遅くなってしまったので詳細は書けなくてこんな風にまとめる書き方が都合がよいのです)。
それは「よろめき」と「きらめき」です。
今回、柴田さんのセットリストは最新アルバム「Your Favorite Things」収録曲に構成され、すべて既発表のものでした(※ちなみにセットリストはこの記事の後半に記載しています)。
それなのに、2曲目の『目の下』の演奏がはじまったとき、僕はこの曲のタイトルを言い当てることができなかったのです。
「あ、これも新アルバムに入っているやつ。えと……、なんて曲だっけ?」
以前は、柴田さんの曲名や歌詞がすっと頭に浮かんでいたのに、曲名が出てきませんでした。
自分が柴田さんの音楽から離れてしまっていたことを実感した瞬間でした。そして、「柴田聡子さんの曲の名前が出てこないだなんて」とよろめきを感じました。
しかしすぐに、「何もイントロクイズの覇者を目指しているわけじゃないんだから」と思い直し、自らを蔑むような曇った気持ちを消し去りました。
そして、『Reebok』の最中だったと思います。
柴田さんのパフォーマンスはその場にいる全員を圧倒する堂々とした立ち居振る舞いでした。ステージを縦横無尽に歩きながら、朗々と歌い上げる圧巻の歌唱。
前回みた3月の名古屋公演のときにも「これ以上のライブステージはあるのだろうか」と感じていたにもかかわらず、それに増して迫力があり、貫禄すら感じました。
BAND SETのメンバーの演奏、Dub Master XさんのPA、そして柴田さんのあの独特な歌声。僕は過去も未来も忘れ、すっかりきらめきに包まれていました。
その後も、会場のみんなで左右に揺れて踊った『Side Step』(そういえば、3月のツアー時にはキーボードの谷口さんをはじめステージ上の演者が「こうやって踊るんだよ」とガイドのように揺れていたのが印象的でしたが、今回のステージではそのガイドがなかったように感じました。きっと会場の踊りが完璧だったのでしょう!)。
そして、『ワンコロメーター』ではソロ演奏がキーボードの谷口さんでした。ツアー時で僕が最後にみたのはベースのまきやまはる菜さん。もしかしたら、そのうち岡田拓郎さんのギターソロや浜公氣さんのドラムのVer.もあるかも!?(もしかしてもうされてます?)
ぜひ、全楽器のソロをコンプリートしたいです。
BAND SETとSET LIST
(この見出しは語呂が良かったので付けただけで深い意味はありません)
この日の柴田聡子さんのBAND SETのメンバーは下記のとおりでした。
BAND SETメンバー(2024.9.28)
Vocal/Guitar:柴田聡子さん
Guitar :岡田拓郎さん
Bass :まきやまはる菜さん
Drums :工藤明さん(※)
Keyboards:谷口雄 Key.
FOH.: Dub Master Xさん
※浜公氣さんの代役で工藤明さんがドラムをご担当されていたようです。
また、この日のセットリストは下記のとおりです。
SET LIST(柴田聡子さんパート)
1.Your Favorite Things
2.目の下
3.うつむき
4.白い椅子
5.Reebok
6.夕日
7.雑感
8.素直
9.Synergy
10.Side Step
11.ワンコロメーター
12.Movie Light
※Helsinki Lambda Clubパート後のEncoreで『触れてみた feat.柴田聡子』の演奏もあり、そこにゲストボーカルとして柴田さんのみ再登場される場面もありました。
僕が唯一行かなかった今年の「Your Favorite Things」ツアーの東京追加公演で披露されたという『Happy Day』が聴けるかなと思いましたが、それはありませんでした。
聴けた方がうらやましい。いつか、聴けるかな。
ぴあ関西版WEBさんにてライブレポート記事も
今回ご紹介した柴田聡子さんBAND SETとHelsinki Lambda Clubのツーマンライブについて、ぴあ関西版WEBさんのサイトでライブレポート記事がアップされています↓
最後に
「約半年ぶり」という、僕にとっては超がつくほど久しぶりに柴田聡子さんのライブに参加してみて、柴田聡子さんが生み出すステージをより特別感をもって新鮮に堪能ことができたと振り返ります。
やはり、柴田さんが生み出すグルーヴ感がすごい!
演奏がすごい、歌がすごい、歌詞がすごい、空気感がすごい!
これからも、陰ながらではありますが応援していきたいです。
柴田さん、素晴らしいステージをありがとうございます。
では、また次の記事でお会いしましょう。Bye-bye.
追記
ライブレポートをまとめるときのキーワードに「よろめき」「きらめき」を使いました。
なんでのこれら言葉が降りてきたのかと自問自答してみると、「きらめき」って洋楽の曲名を邦題にするときに不思議とたくさん使われる言葉なんですよね(該当する言葉がないのに不思議とこの言葉が使われる)。たまにそれを思い出して不思議だなぁって思うことがあるので、僕が何か言葉を探すとき「きらめき」が頭に浮かびがちなんだと思います。「よろめき」はそこからの語呂合わせで出てきました、きっと。
ちなみに僕の好きな「きらめき」が邦題につく洋楽は次の2曲です。
ハンソン『キラメキ⭐︎MMM BOP(ンーバップ)』(原題:MMMBop)
オレンジジュース『キ・ラ・メ・キ・トゥモロー』(原題:I Can't Help Myself)
今度、「きらめき」が邦題につく洋楽だけのプレイリストを作ってポッドキャストを発信しても面白いかも。
あなたの好きな「きらめき」な曲はありますか?