大好きな柴田聡子さんについて語りたい(2)ギター演奏の表現力がすごい
※この記事の内容はZINE『100mをありえないような速さで走る50の方法』に収録されています。ご購入の際はご留意ください。
「大好きな柴田聡子さんについて語りたい」第2回目のテーマは「柴田さんのギター演奏」についてです。前回触れた「歌詞」についても、まだまだ語りたいことがたくさんあるのですが、それはまた別の機会に思う存分語ることにします。
ギターテクニックは柴田聡子さんの作品のエッセンスのひとつ
「歌声」「歌詞」と並ぶ、「柴田さんの歌を唯一無二たらしめるもの」の大きな要素に僕は「ギターの演奏テクニックの巧さ」があると思っています。端的にいえば「めちゃくちゃギターが巧い!」のです。特に生で聴くと、超絶に“エモい“です。
もっとも、何をもって「演奏が巧い」とするかは人それぞれで、絶対的な基準なんてありません。ただ、僕は少なくとも柴田さんの演奏を聴くたび、「ギター一本で、ここまで自身の作品らしさを作るのは、とんでもない表現力。ただものではない!」と感嘆しています。柴田さんの作品を語る上で、「ギターテクニック」に触れずには通れないと思っています。今回、その気持ちを少しでも伝えることができたらと思っています。
ギター演奏の巧さを感じる柴田聡子さんの曲
言葉で説明するよりも、聴いていただければより伝わるでしょう。柴田さんのギター演奏の「多彩さ」「巧さ」がよくわかる動画を紹介します。
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