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大好きな柴田聡子さんについて語りたい(3)柴田さんの声が好き!
※この記事の内容はZINE『100mをありえないような速さで走る50の方法』に収録されています。ご購入の際はご留意ください。
こんばんは、桐山もげるです。
「大好きな柴田聡子さんについて語りたい」第3回目のテーマは「声の魅力」についてです。柴田聡子さんらしさを語る上で絶対に外してはいけない要素と考えています。
柴田さんの声が好き!
大好きな「柴田聡子さんの作品」について、「自分はどの部分に魅力を感じるのか」を考えたとき、真っ先に思いついたのは「歌詞」でした。
しかし、考えを進めていく中で「いやいや、僕が一番柴田さんらしさを感じるのは、ひょっとしたら"声"なのかもしれない」と思うようになりました。そのきっかけは、「柴田さんが関わった曲」を聴いていく中で、「作詞には関わっていない、歌のみの参加の曲」もとても魅力的に感じたことです。
例えば、かせきさいだぁさんのアニメソングのカヴァーアルバム「かせきさいだぁのアニソング‼︎バケイション!」のなかの『ルージュの伝言』です。この曲はコーラスしか参加されていませんが、聴くと「柴田さんだ!」とテンションが上がります。
幼さの残る声がノスタルジーを呼び起こす
柴田さんの歌声の魅力について、最初に感じたのは「少女を連想させるピュアな声」であるということでした。連載一回目「(1)柴田さんの歌詞の分類についての考察」で触れた、歌詞の世界観の一つ「ジュブナイル、幼い頃の自分が主人公の歌」において、あのピュアな柴田さんの歌声がその世界観をより伝わりやすいものにしているのではないかと思います。
この考察は今でもそう捉えている内容です。しかし、さらに深く考察すると、柴田さんの声にはそれだけではない魅力があるように思えてきました。
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