4連休中は主に読書して過ごしました(村上春樹『一人称単数』など)
※村上春樹『一人称単数』の読後感を含む記事です。ネタバレではありませんが、気にされる方はご注意ください。
7月の終わりの、元々は東京五輪に突入する予定だったタイミングの4連休ももう終わり。
新型コロナウイルスの影響でいつもなら東京か福岡か名古屋か…と好きな都市に遊びにいく計画を立てるところ、遠出は避けることにし、4日間とも雨だったこともあり、結局はほぼ家にいました。
なんとなく過ごして終わるには長い休暇なので何かやりたい…でも身体も休めたいと思い「せめてこれだけ」という次の3つの目標のみ掲げることにしました。
1. 4月に引っ越しした時にダンボールに詰めていた衣類等を所定の場所に収納する
2. 買ったが読み切っていなかった本を読み終える
3. noteに記事を1つ以上アップする(書こうと思っていて、アップできていないネタが2つありました)
その結果、
1. → 達成!これで、もしも家に来訪者があっても怖気付くことなく上がってもらえるような部屋になりました。
2. → 少し、読み残しはありましたが5冊は読めました!
3. → note の記事は元々書こうと思ったものではなく、今読んでいただいてるこの記事を1つだけアップ。
という結果でした。
連休中に読んだ5冊は次のとおりです。
・村上春樹『一人称単数』
・野中モモ『野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアを作る』
・金森重樹『借金の底なし沼で知ったお金の味』
・川崎昌平『書くための勇気「見方」が変わる文章術』
・ハンス・ロスリング『FACT FULNESS』
全て自分の興味を満たしてくれる面白い本でした。
特に、村上春樹さんの『一人称単数』の最後に収録された書き下ろしの短編『一人称単数』がすごく印象的。とても後味が悪い。あれは、どんな教訓が内包された寓話なのだろう。あるいは教訓を受け取ろうとして読むのが誤りなのか。是非未読の方で興味があれば、表題作の『一人称単数』をお読みいただきたいです。
そして、3.に掲げたnote の記事のアップについてです。
書くだけなら2つ3つの記事を書く時間はあったのですが
なかなかまとめ切れなかったのは川崎昌平さんの『書くための勇気』を読み次のように考えたことが大きな要因です。
本で解説されていた「情報を紹介するだけの文章では主張が伝わらない」という教えを胸に、書こうと思っていた記事の内容を思うと
(いまの準備のまま書いたのでは、きっと自身の主張が伝わる記事ではないだろう…)
と安易に記事を書くのをためらう気持ちが生じ、より準備をして書かなくてはいけないと思いました。
「情報を集めただけのような安易な準備のまま書くのではなく、どうしたら自分の発見や主張がうまく伝わるか工夫する」という観点で、自分なりにまたこの本を参照しながら、諦めずに書いていきたいです!
ただ、次のジレンマもあります。「うまく書けるようになってから書く」を追い求め過ぎて「結局何も書けなかった(or 書く時期を逸してしまった)」となることです。
書けずに終わるなんてことは避けたいため、「まだまだ!」というレベルでの公開になってしまうかもしれません。「ようやった!」と言われるような記事が書けるようになるのはずっと先の目標にし
今は、少しずつでも納得のいくより伝わりやすい記事を書けるように精進いたします!