膣の切り売り。18歳以降編 エピソード超番外:最初で最後!女の人から声かけられた話
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居酒屋バイトからの帰り、草木も眠る丑三つ時・・・
わたしは早くアパートに帰りたくて人通りのない薄暗い住宅街をチャリでかっ飛ばしていた。
すると前方にふらふらと歩く女性の姿が・・・。
いやだなあー、怖いなあーと思いながら追い越す瞬間
「すみません・・・!」と、か細い声で声をかけられた。
絶対お化けだ!怖ええええ!逃げろ!と一瞬チャリをスピードアップさせたんだけど、もう一回
「すみません!!!!」
って今度はけっこうな強い口調で言われたから、
あ、これ少なくともお化けではないわ、と思ってビビりながら戻ったら
細くてきゃわいいお姉さんがおびえた感じで待っていた。
「ドドドウシマシタカ?(このシチュエーションが怖すぎて変になってる)」
「さっき刃物を持った知らない男の人に襲われたんです」
「エ!ケケケイサツ、ツウホウ、アワワワ」
「もう自分で通報したんですけど、警察が来るまで・・・怖くて・・・」
そりゃ怖いよね!なんてかわいそうなー!わたしはお化けだと思ったことを心の中で謝罪した。
お化けではなさそうなことが分かり、ちょっと落ち着いたので改めてお姉さんをみてみると
手と指にばんそうこうが貼りまくってあるのだった。
「うわケガ!すごいしてる!!大丈夫ですか!!!!」
「あ・・・これは関係ないです」
そうですか・・・。
でも、ごく軽傷ながら、親指のあたりを何かしらの刃物で切られてしまったらしい。
「お金出せって言われて・・・結局何も取らずに逃げて行ったんですけど・・・ぐすっ」
そんなお姉さんの痛々しい手を握って警察が来るのを一緒に待ってあげました。
警察にわたしの連絡先も教えたので、その後警察から連絡が来たのだけど無視してしまい(ひどい)、
捕まったとかどうとかという結末はわからずじまい。
でもいまもたまに思い出すのです。お姉さんの手がケガだらけだった理由が気になって・・・。