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新年の抱負とかの前に

昨年12月25日に広島の上野学園ホールにて劇団四季さんのキャッツを観てきた。
その感動が年を明けてもまだ鳴り止まずにいる。
やはり感動はこうして発散しておかないと私の中に留まり続けるのか?それとも書くことによって増幅するのか?分からないけど書いておく。

初めてキャッツを見たのは2003年の広島公演だったかと思う。当時まだ上野学園ホールという名前ではなく、郵便貯金ホールだった。
通っていた学校が道路を挟んで向かいにあったので、学校の生徒皆で1公演分貸し切って見せてもらったのだ。(私立の女子校だったのでそういうところに金を使う)
私はお世辞にも文化教養香り高い家庭に育ったわけではないので、普通に暮らしていたら絶対にミュージカルなんて見なかったと思う。学校には感謝しかない。
そう、この時の衝撃がずーーーーっと2024年まで忘れられずにいたのだ。

20年以上ぶりのキャッツはあの時以上の喜びで私を満たしてくれた。これ以上のエンターテイメントがあるだろうか(いやない)!

劇場に入った瞬間の客席壁面にまで及ぶ舞台美術。装飾。ライト。
まるで自分が猫になってゴミ捨て場に迷い込んでしまったと錯覚するようだ。あぁ高校生の私もまずここで感動して、始まる前から泣きそうだった。

今回は子どもたちも一緒だったので、その点は不安だった。しかしそんな心配もかき消すように、五歳の息子も夢中で魅せてくれた。ありがとう、キャッツ、、すごい。

始まった瞬間、壁面の無数の猫の目が光る。通路を通る猫の気配、舞台に集まるしなやかな猫たち。舞台が始まるまでじっくり見ていた舞台上のセットがぐるっと回転して全然違う風景になる。え、あれって待ち時間に見せてくれるためのセットなの??すごすぎん?なんて考えるまもなく猫たちの世界に引きずりこまれていく。

休憩時間にじっくりと見たつもりのセットなのに、始まった途端全然別物かのように機能するので驚くばかりだった。そんなところ開くの?え、そこ動くの?そこから猫が出てくるの???みたいな。全部見せてくれるのに、こちらの想像なんてあっという間に超えていく。

グロールタイガーの船もすごかった。あんなデカい装置よくつくったよ、、大道具さんというかもうメカニックだよな。すごすぎる。

歌声、動き、全てが感動だった。席も良かった。ケチらずS席選んでよかった。1F中央ど真ん中って感じの席だった。それにもかかわらず、猫ちゃんは少し通路側に座っている娘たちと握手してくれた。

そうだった。自分も高校背の時、握手してもらった気がする。もうこれは魔法だ。きっと私の娘たちも家族をもったら子供達をつれてキャッツを見にいくと思う。そしてそれは繰り返されるだろう。

帰ってきてからもキャッツの音源を聴き、たまたまアマプラに映画があったのでそれも見た。

グッズを買う金は今回なかったけど、主人がパンフレットを買ってくれたので大事に見ている。本当に嬉しい出来事だった。

ありがとう劇団四季、、


新年の抱負は娘たちの学校が始まってからじっくり考えることにしよう。
明日から保育園が始まる。

保育園が始まるから息子の世話をしなくても大丈夫ってことじゃない。なぜなら息子が家にいても世話は娘たちにしてもらって私はお構いなしに仕事してたから。そんなことより早起きすることが大事なんだ。

保育園や学校ってのは生活リズムを整えるために存在してる。
明日からはちゃんと朝から稼働するのだ。だから今日は寝る!

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