発達ラムネ部というブームに乗っかって自分を振り返ってみた話

どうも、桐島ちよです。
さっそく本日お話する内容について簡単な紹介を。

まず先月Twitterのタイムラインをチェックしていたところ #発達ラムネ部 という名のハッシュタグを見つけた事が始まりです。
#発達ラムネ部 と聞いてなんぞやと思ったら、どうやら名前のまんまお菓子のラムネ(特にブドウ糖の摂取が1番の目的らしくブドウ糖を多く含有する森永ラムネ)を摂取することで発達障害者特有の脳疲労の軽減に一役買うのでは?というアイデアが広まり、それに乗っかった当事者の方々がワイワイ楽しくラムネ活動をしておりました。
なかには効果を疑ったり食べすぎによる砂糖依存を懸念する声もあって初めは半信半疑でしたが、そもそもラムネに限らず食品ひとつで発達障害が解決する訳ないし物は試しじゃ!という軽い気持ちで #発達ラムネ部 に便乗してみることにしました。

発達ラムネ部活動報告①ラムネを買う

先ほどご紹介したとおり、ブドウ糖を多く含有している森永ラムネをスーパーで買ってきました。
お馴染みのプラスチック容器の森永ラムネは税込1本85円程で売っており、普通のラムネ味のほかにフルーツソーダ味とジッパー袋タイプで大粒の森永ラムネも売っていたので一緒にお買い上げしました。恐らく自分のお小遣いからラムネを買うなど20年振りでしょうか。ラムネをカゴに入れ、今日はラムネしか買わないぞ!と心に誓ったにも関わらず欲望に目が眩み他のお菓子もカゴにワサワサ入れる大人気ない女の横で、盛大に「ママ買って、買って〜!」攻撃をしている幼稚園のお友達が印象的な買い物でした。

発達ラムネ部活動報告②森永ラムネを食べる

さっきから説明するまでもない事ばかり伝えてますが、大事なことなので。森永ラムネを食べます。
とりあえずマイルールとして上の写真にあるラムネは7〜10日分とし、日中の仕事の合間にだけ食べるという条件を設けてポリポリ食べてみました。
実際の消費ペースも想定通り1週間弱で自然と食べ終えました。

発達ラムネ部活動報告③実験結果

嘘をつけない人間なので正直に、単刀直入に言います。

「おいブドウ糖、仕事してないやろ」

誤解されると困るので先に言いますが、ブームの提案者やラムネを愛する当事者の皆さまや森永製菓を責めたり傷つけたい訳ではなく、単純に私の体にラムネが合わなかったのです…。

体質の問題以外で評価するならば、休憩や昼食後の気分転換になって良いなと思いました。ガムや飴玉と違ってゴミも出ないのも大きなメリットでした。
しかし私は普段会社にコーヒーや紅茶を水筒に作って持参しており、リフレッシュの意味では既に自分のルーティーンで間に合っていました。

総合すると、 #発達ラムネ部 というブームは残念ながら私のなかで固定されたライフハックに昇格することなくブームの1つで流れさる形で終わってしまいました。

発達ラムネ部活動報告④ラムネとの出会いに感謝

いきなり話のスケールが大きくなりますが。
恐らく3年くらい前の私がもし #発達ラムネ部 を見たとしても何も感じずスルーしていたと思います。

基本的に私は自分を含めた物事や人間に興味を持つことが苦手で興味を持ってもその幅が極端に狭い人間だったのですが、中学生でアスペルガーと言われ病院に幽閉され紆余曲折へて社会人になった今、それが人生において圧倒的に不利になり人として欠落しているとやっと気付き、そして今回は #発達ラムネ部 に自然と辿り着き自分の五感と意思を頼りに吟味し取捨選択をすることができました。

思わぬ形にでしたが、ラムネブームを通して自分の苦手だったことを思い出し今までの自分を省みる時間を与えてくれた森永ラムネには本当に出会えて良かったと心から感じました。

発達ラムネ部活動報告⑤おまけ

OD風に撮影しました。

おしまい。

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