#怪物高生 【クトゥルフ神話TRPG】怪物a 感想
※記事内のリンク先ふせったーのみ、ネタバレを含みます
※配信内注意事項に則っているつもりですが、問題あればご指摘ください
高ンゴドロディス以降、すっかりTRPG配信見るのにハマっているわけですが、やっぱりTRPG配信の感想ってネタバレなしで書くの難しいんですよ。大好きなシナリオやセッションを布教したい気持ちはめちゃくちゃあるけど、直接的に内容に触れることはその配信を見る前の人だけでなく、実際にプレイしようと思ってる人の楽しみを奪うことにもなってしまうので。
なので、シナリオの内容に触れずに書ける感想ってなかなか限られちゃうし、noteの方にバレ避けつつ感想を書くことはもうないかな~~~と思ってたんですが、新たな感情に出会って夜な夜な枕を涙で濡らしているため、今回再び筆を執った次第です。
まずは探索者とシナリオを見てみよう
これについては今回直接触れたい話と関係があるわけではないのだけど、せっかくなのでどんなPC(プレイヤーキャラクター)がどんなシナリオで遊んだのかな?というのをご紹介。
PL(プレイヤー)は今回も高生さん。見るからに高生さんの好きそうな男なんだよな、鐚くん。
あれからぼちぼちな本数のTRPG配信を見て、この人のRP(ロールプレイ)傾向が好きだな~と思った配信者さんの参加してるセッションをメインで見てるんですが、言わずもがな高生さんはそのうちの1人です。
多重債務者だ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!しかも臓器を売り払った経験まである~~~~~~~~~~~~!!!!!!(歓喜)
この時点で高ンゴドロディスのnoteを読んだことのある方なら分かるだろう。このおたく、こういうのばっかり好きなんだからさぁ。
相変わらず私自身のTRPGプレイ経験はゼロ。
Twitterで有識者が好きなPCやセッションの話をしてるのを見ながら情報を集めてる感じなので、視聴する際の決め手は
「シナリオが好きそう」
「PCの設定や見た目が好き」
ほぼこれだけです。TRPGにおいて、シナリオのあらすじやHO(ハンドアウト)の設定、立ち絵がどれほど重要かがよく分かる。
ボディーブロー並みにじわじわきている感想
今回はPLが1人だけのセッション。やっぱり人数少なめの方が好きなのかもしれない。
あと、高生さんのふせったー探してきて気付いたけど、ドロディス直後だったのもあってリアタイしてたことを思い出しました。
ご縁だなぁ……
と、まぁここまでで終わってれば別にこのnoteをわざわざ書かなくてもよかったんですよ。
TRPGで一番おそろしいもの、それは
NPC沼である。(特大主語)(個人の感想です)
TRPG界隈でよく見かける「継続」というワードがありまして。
「過去に別のシナリオをプレイしたことのあるPCですよ」って意味で、複数人で一緒に別シナリオをプレイしたり、1人だけでプレイしたり、と細かい状況は場合によりけりなんですけど。
シナリオ同士に関連性はなくても、好きだったPC単体なり、PC同士の『その後』が見られる的な感じで、高ンゴドロディスのnoteで使ったワードを引用するなら『続編』にニュアンスが近いかなと思います。
これまでプレイしてきたシナリオのネタバレはあったりなかったり様々だけど、少なくとも彼/彼女らの中にはプレイしてきたシナリオでの『経験』がたしかに存在している。
でもさぁ。NPCには継続はないんだよ。
だって彼/彼女らは『このシナリオのNPC』だから。
これがKPC(キーパーキャラクター)だったら、また少し話は違ったんですよ。そのシナリオに登場させるためにKP(キーパー)が選んで連れてきている子なので、シナリオ上での立ち位置が同じでもKPが違えばキャラクターが違う。
いわゆる継続パターンの中には一方がKPC、もう一方がPCとしてシナリオをプレイすることもよく見かけます。
PCやKPCでありさえすれば、もちろんロスト等の結果次第ではあるけど、『この先』を見ることができる可能性がある。
でもNPCは登場シナリオ以外のどこにも連れて行ってもらえないじゃないですかやだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
『このシナリオ』でしか会うことができないNPC。
しかもTRPGというゲームの性質上、PCが変われば必然的にNPCの性格や言動にも差異が生まれる。
セッション配信を見て好きになったNPCは、そのセッションにしか存在しない。
こんな…………こんなことある……?
わりかし二次創作的なものが活発な界隈で、こんなこと言うのは傲慢だと指摘を受けたらそれはそうなんだけど、公式的な供給が絶望的。
おたくとしての人生で『公式供給がない』って経験はもちろんあるんだけど、でも、だって、こんなに公式二次創作みたいな供給が活発なところで、『絶対にない』って確定して……る………
さすがに夜泣きするだろ。
毎晩寝るときにこの事実を噛み締めてのたうち回ってるよ。
それでも『怪物a』がすき
たとえば公式の続編シナリオとかが出たとしたら、それを同じPCでプレイしてもらえたら、それは公式的な供給になりえるんですよ。
でもそれって『怪物a』というシナリオにとって本当に必要なものなのだろうか?と問われたら。
作者が望まないものを欲しがるつもりは毛頭ないんですよ。
このシナリオのこと、大好きだから。
ぽちっ(購入)