週間報告2022年7月1st Week
0.はじめに
今週からこっちにお試しで書いてみる事にしました。理由は色々とあり
①Twitterでの投稿の場合は文字数の関係で長いツリーになってしまう。
②Twitterに投稿しても特にコメント等くる訳でもない。
③となれば相互交流しやすいTwitterを利用する必要はあまりない。
④後で見返ししやすいようにnoteでいいのではないか?
⑤そもそもTwitterでの情報はGive&Takeだけど海運関係自体が情報が少ないのであまり得られる事も少ない。
⑥あくまで趣味の延長での投稿だけど別に誰かのためにやっている訳ではないので双方向でなくても良いと判断した。
ってのが理由です。
こっちだと「下書き」でちょっとずつ書き溜めもできるので。
またTwitterだと長くなりすぎるとだれる感じがするのでカットしていた部分も多くあったのですが、こちらはあまり影響は少ないので書きやすいです。
また今さら聞けない。って内容の解説も少しずつ入れています。
一応「有料」設定にしていますが、ほぼ最後まで無料で読めます。キリさんお疲れ様ですコーヒーでもどうぞという優しい支援お待ちしています(もちろんわざわざは不要です)
有料部分は私の現在のPFでも乗せときます。(金額はのせてません)
そんな感じでお試し運用です。
あくまで自分の趣味と振り返り用です。
1.海運代表銘柄週間増減
コンテナ系
$ZIM +4.87%
$MATX +1.32%
$DAC +0.77%
$CMRE -2.42%
$ATCO -0.47%
バルク系
$SBLK -0.31%
$EGLE -2.38%
$GOGL -0.38%
$DSX +0.67%
$EDRY -1.97%
タンカー系
原油
$NAT -1.02%
$FRO -5.66%
$STNG +0.46%
$TNK -2.48%
$EURN -4.00%
天然ガス
$LPG +0.83%
$GLNG +2.32%
$FLNG +5.07%
参考ETF
$VT +1.62%
$VTI +1.75%
$VOO +1.77%
$VYM +0.95%
$VDE +1.97%
$XLE +1.79%
$QQQ +2.92%
2.持論でまずい時こそ集中投資です。
(そして死んでますが)
https://note.com/kirishima01/n/n3f6b549a90bf
2月頃から進めていますが未だに反論の方が多いです(当たり前かw)
3.週間売買
7月7日 $KEN配当で投資信託購入
4.週間メモ
今週の動き
7月6日 中国のCOSCOが2022年上半期の決算予想を出しました。内容によると2Qはかなり業績が良い。史上最高益みたいです。それまでの過去最高益であった2021年3Qを越えている。どれぐらい良いかと言うと2021年1Q+2Qと同じぐらい。これは海運にとってはかなりの好決算と言えます。コンテナ業界は季節的アノマリーもありどちらかというと第3Qあたりが一番業績が良くなります。今年は上半期でこのような業績を出してくるという事は3Qもかなり期待できると予想しています。
詳しくはこちらのニュースあたりがうまくまとめてくれています。
Win streak continues: Container lines just posted more record results (freightwaves.com)
5.海運銘柄考察
私の考えでは海運は全体的に調子の良いセクターです。ただ現在は米国株式市場の地合いに引っ張られたりとかファンダ以外の外的要因で下がっていると考えています。実際の所他国の海運銘柄と比べた時に明らかに差が出ます。
コンテナ系
FBX:主にスポット料金の増減の目安に参考にしています。急激なコンテナ増加減少があった場合に影響が出やすいです。
今週は微減でした(FBXは全世界の平均です)。中国→北米航路は今週は微減で終わった所を見ると下げ止まった可能性が高そうです。北米→中国はバイデン大統領の中国行き空コンテナより優先させろ発言があったあの週からずっと上がりっぱなしではないでしょうか?今まで片道で取ってましたが、往復で取れるなら取れるで何も問題ありません。
CCFI(中国出しの運賃指数)は変わらず高止まりしていますが、主要二大航路の欧州と西海岸が-2%ちょいと下がっています。
上海相変わらずの込み具合です。この状態が解消される事はあるのでしょうか・・・上海港だけ毎回ピックアップしていますが、お隣の寧波港も同じぐらい混んでいます。
LA(ロサンゼルス)LB(ロングビーチ)港の様子。沖待ちでだいたい30隻ぐらいです。段々と混んできました。労使協定が6月末で終わっており現在新たな労使交渉中です。ストは行わないという言質はありましたが、新給料がはっきりしない今作業員のスピードダウンは発生する可能性はあります。現在中国→西海岸の貨物量は平時だとプラマイゼロぐらいのスピードですので沖待ちが増える事はありません。しかしもし港湾作業員の方のスピードダウンが発生している場合は来週以降少しずづ増える可能性があります。
欧州の主要3港は相変わらずの込み具合です。上から欧州最大のロッテルダム港、続いてアントワープ港、3枚目がハンブルグ港です。欧州の港は河口を港にしている所が多いです。両岸を整備して積み下ろしを可能にしています。各港全長50㎞ほどありこれは東京駅~鎌倉駅ぐらいまでの距離みたいです。それほど大きな港湾整備をしているのは驚きです。
タンカー系
ロシア原油がついに黒海からの出荷がNGになりそう。CPCターミナル30日間の操業停止。もしずっと止まっても中国が買い取ってくれるだろうからロシアは問題ないのかも?問題は欧州各国か?しわ寄せは日本にも来るかもしれないですね。
原油トレーダーがパニック、ロシア裁判所がターミナル操業停止を命令 - Bloomberg
バルク系
特に今週は目立った動きなかったかな?
6.来週一週間目線
コンテナ系:かなりくらっていますが、個人的にはまだまだかすり傷ぐらいです。去年の今頃の株価と業績、現在の株価と業績を比較した場合に現状の株価がいかにばからしい価格か分かります。
バルク系:一山超えた感はでてきました。石炭需要が伸びればですが今は各国の原油ストックも少ないのでタンカーの方が熱いと思っています。
タンカー系:各国の原油ストックはここ数年で比較してもかなり少ない状況になってきています。またロシア(黒海)からの原油輸出が30日間NGになっているので原油はかなり逼迫すると考えています。となるとタンカーのスポットは上がるのじゃないかな?と(実際かなり上がっています)。現状中東からのタンカーの動きがどうなるかですね。また日本もサハリン2の問題があるので年間契約してる分だけでは不足する可能性が高いのでタンカーは取り合いになるかもしれないですね。原油系で勝負するのであればまずは産出国は抑えた方が良いのは間違いないので①サウジアラビアの「サウジアラムコ」を抑えたいのですがおそらく国内から購入できません。ETFで「iシェアーズ MSCIサウジアラビアETF ($KSA)」というのに構成銘柄として4.92%(たぶん)があるようなのですが、SBIでは検索出てきません。取り扱い終了したのかな?次はXOMあたりに目が行きますが、今だったら原油タンカーはありかな?と思います。どんどんと輸出されるでしょうが各国原油不足に陥る可能性があるのでスポット料金高騰するかなと・・・実際スポット上がってきていますし。天然ガスも見えない所で枯渇が近付いてきていそうです。中期(半年ぐらい?)でタンカーはまだまだありかなと。
今週分は以上です。こういう所をもっと深く等あればリクエストくださいませ。それでは皆様良い航海を!
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中身は週間の増減と現在のPF(金額記載なし)です。
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