もう何が起きても怖くもなんとも無くなってきた

前日、それも寝る前まで普通に話してバカ笑いしていつもと何にも変わらなかった。私がいつもみたいに先におやすみって布団に入った。

本当に「常」っていう日常だった。

朝起きていつものように起こした旦那氏は２度と起きてこなかった。
娘と私と川の字になって布団を被ったまま冷たくなって動かなくなっていた。

救急車を呼んで病院に行ったらそのまま亡くなったことを確認させられた。
何が何だかよくわかっていない今も。通夜・告別式も

「喪主様」

と言われてもまるで他人事のようで「きりさめさん」呼んでるよ。
ああ、私が喪主なんだ・・・実感もなく怒涛のような日日が今日で10日目だ。
私が救われているのはいつも娘と私以外に誰かがいてくれること
毎日がクソがつくほど忙しいのだ。感傷に浸る暇があんまりないから
すぐに日常に戻された。

なんだよ、もう少し休ませてくれよwって思うくらい一気に日常になった。
娘も周りに人がいて声をかけてくれるのでいつもと変わらなく見える
もしかしたら娘なりに頑張ってるのかもしれない。

これからどんなことが起きるんだろう。
私の親友も秋に結婚する。旦那氏とよかったよねっていってたのに
この出来事で自分が思っている以上のすごい展開が起きることってもしかしたら不思議なことじゃないんだなってすごい思った。

まだまだふわふわしてるけど私は今のところ大丈夫
旦那氏はみんなから本当に愛されてたんだなって葬儀の準備の時や香典の数で思った。

親友が旦那氏の亡骸の前で号泣してた話は次に書こうかな。