イクメンって言葉
誰が作ったんだろう。
自分の子供を育てるメンズなんて、当たり前なのに、それがもてはやされるなんて。
如何にも、"子育ては女の仕事"な上に成り立つ言葉のチョイス。
昭和生まれの私は、平成で母になり、新たな3つめの時代に突入したわけだけど、時代がこうも変わっても日本特有の感覚はなんだかストップしたままに感じる。
我が家の主人は例に漏れず、いつの時代の男よってくらい家事育児はノータッチ。
少しでもたまにでも、子供の相手を何分かすると"イクメン"気取り。
自分の子供の世話することが、そんなに特別凄いことだと感じるなら、それを毎日当たり前にこなしてる母たちへの賞賛はなんでこんなにもないのかな。
ワンオペ育児は辛い。
辛いけど、なにが辛いって、そこにいるのに頼れないこと、頼りにならないこと、役に立たないこと、役に立つどころかイライラさせてくること。
なんなら、いない方が主人に対するこちらのやることが減り、楽にもなる。
亭主元気で留守がいいって、昔の人って本当に正しい。