苦い記憶とムダ毛と
暑い。
北海道にも夏がやってきた。
出勤中も、ロッカーで制服に着替える時も、汗だく。
それでいてマスクだから、本当に暑い。
夏のマスク生活を完全になめていた。
仕事復帰から半月。
珍しく、生理が遅れた。
友人にはわかりやすい体だね〜と言われるくらい、私のホルモンはストレス耐性がない。
ストレスに左右されやすい。
遅れた分、ずっと生理前の状態で、食欲だけは旺盛だった。
さて、長女が小学三年生の夏を迎え、プールを習い出したこともあり、今年デビューさせようと思っていたことがあった。
ムダ毛の処理、だ。
ムダ毛と言ってもまだ産毛みたいなものだが、年々それが逞しくなっていることに私は気が付いていた。
私自身、小学生の頃にお友達に言われてショックを受けた記憶がある。
それからはムダ毛が自分の嫌いなところ、コンプレックスになり、親にも言えず、父親の髭剃りでムダ毛を剃ったところからムダ毛処理というスタートを切ったことだけは覚えている。
大人になり、脱毛に通い、今はもう楽になったが、お風呂に入るたび丁寧に丁寧にムダ毛処理をしていた学生の頃はお風呂の時間が無駄に長かった。
そんな辛いムダ毛の記憶から、娘が産まれたら、絶対に同じ思いをさせない!と子供を持つ前から決めていた。笑
そして、今回。
女子高生を育てている友人にも相談し、カミソリよりも除毛クリームからスタートの方がいいかもという助言のもと、ネットを駆使して除毛クリームを調べまくった。
子供でも使えて、敏感肌でも大丈夫、、、結構色々出てきたけれど、クチコミを見ると大人ですら赤みが出たりというのも目にし、ドラッグストアで手軽に買えるものはやめにした。
一番最初は本当に子供でも大丈夫と謳っているものを選択。
どちらかというと肌の弱い長女でも赤みも出ず、発疹も出ず、綺麗にムダ毛だけを除毛できた。
本人も喜んでいたので、作戦は成功!
あっても困るものじゃないけれど、気になるならなくせるものだということを教えた。
口元の産毛も気になるようだけれど、除毛クリームを顔に塗るのはまだ怖いので腕と脚のみで使用。
口元は夏休みに入ってから考えようと思う。
家庭用脱毛器なんかを購入する日も遠くなさそう。
少しずつ、長女がお姉さんへステップアップしている。
そのうち眉毛も綺麗に整えて、なんて頼まれる日がくるかな。