コロナ疎開

日本各地で新型コロナが広がり、出てきた言葉ですね。

イタリアではまさにロックダウンになるということになる前に感染拡大地域から疎開した人たちから全土に広がりを見せたなんてニュースもやっていましたね。

日本でもそれは今現在、起きている出来事のようで。

ニュースでは見ていましたが、友人の知人にもいるようで驚きました。

東京から九州へ、九州から北海道へと。

この状況で白目を剥きたくなるくらいの大移動での疎開をすると聞き、気持ちがわからなくはない部分ももちろんありますが…

驚きと怒りにも似た感情と呆れと様々な感情が一気に湧き上がりました。

きっと各地から地方へ帰省という名のコロナ疎開をする人や帰省でもない単なる疎開旅行をする人がたくさんいるんでしょうね。

子供が学生で一人暮らしをさせている親御さんからしたら、心配でたまらなく帰ってきなさいと言いたくなる気持ちもわかりますし

小さな子供を抱えた人からしたら子供を守りたいがために帰省したいと考える気持ちもわかります。

が、今やどこも感染リスクはゼロではないはず。

そして、自分が感染源となるリスクもゼロではないですよね。

感染していなくても移動中に感染することもあるだろうし、見えないものとの戦いなので、こればかりは予測と個人の危機管理で動きを制限する他ありません。

地方は都会と比べると病床の数も少なく、帰省者から感染拡大などとなるとすぐに満床になる懸念もあります。

旅行気分で離島に行く人もいるとニュースも見ましたが、離島ともなるとそもそもの医療施設の問題すらあるでしょうし、地元民の比率はきっと高齢者が大多数でしょう。

各地の地元民としては、感染拡大地域から帰省や旅行をしてくる方はリスクでしかない。

だけどコロナの影響で収入が減り、実家に帰省せざるを得ない人もいることもきっと現実。

そういった生活がもうどうしようもないというわけでもなく、コロナが怖いから、あそこならそんなに感染者がいないからと安易に考え、不要な帰省や旅行は出来る限り避けて欲しいです。

自分の身を守るためにも、大切な人の身を守るためにも、誰かの身を守るためにも、黙って自宅にいることが一番だと思っています。




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