オシャレとは
誰かの目を気にするオシャレ、それは乞食のオシャレだ。
推しだとか恋だとかときめきだとかなんだとか
なんであれ、他者の目を意識したオシャレ、媚び以外の何もでもなく。不安に根差し、他者に強烈に追い縋っている。
イタイおしゃれである。
イタイおばさん、イタイ女…。人間ならまさにそう卑下するのであろう。
一方、見返すため、わからせるためのオシャレは復讐のオシャレである。
二つとももう要らない。
私は、悦びのおしゃれを選ぶ。
おしゃれはときめき。おしゃれは表現。悦びの表現。
もし、評価者がいるならば、それは自分自身だ。
鏡の中の自分が見惚れるか、楽しいか。出かけるのが楽しみで仕方がないか。
ひたすら自分が悦ぶためである。
悦ばせるのは、意識するのは、惚れさせるのは自分である。
もっといえば、自分に惚れているから、おしゃれをする余裕があるのである。
人間も、可愛い子に可愛いい服を着せると楽しいだろう?
美しい者だから、ふさわしく美しい物をあてがうのだ。
みんながおしゃれを楽しみますように。
わたしは悦びのおしゃれを選択する。