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あの日の未来が夢のように

久々の更新になりました。最後にnoteを書いたのは小林由依ちゃん卒業への思いを認めたもので、あれからこんなにも時間が経ってしまったのかと驚きます。
書きたいことがなかったわけではないのですが、櫻坂専門noteみたいになっていて他のことが書きづらくなっていたのもあります。でもちょっと今回はそんなのも気にしてられないというか。忘れない内に私の感じたことを記録として残しておきたいと思いました。いやきっと忘れることは今後絶対にないと言い切れるものではあったんですけどね。念には念を。
非常に長くなることが予想されます。なんせ感じたことをそのまま文章に起こそうとしているので(多少、私なりに読んでくれた方に伝わりやすいように表現方法には気を使っていければと思いますが)
特に櫻坂の過去の記事で私のnoteを閲覧してくれていた方にはなんのこっちゃって話しかありません。そんな方たちにも見てもらえたら...なんて考えを持っているわけがない自己満感想記録でしかありませんのでご興味のある方だけで、お願いします。
導入が長いですね。Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1 カウントダウンライブに参加してきたよーってことで記録していきます。セトリもSide Bの方について少しだけ書きます!ネタバレ注意です!ただでさえ長くなると予想される記録ですからささっと本編に入りたいと思います。


5年分の思い

私が最後にPerfumeのライブを見たのはPerfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome
東京ドーム初日、事実上の千秋楽でもあったあの日でした。
話すと長くはなりますが、これ以上ないくらい贅沢なライブでした。初日の開催も出来るのかどうか不安な日々を過ごしてきましたが、この日は何よりも嬉しくて人生の色々な不安を抱えていたあの時期の自分にはあまりにも幸せすぎる時間でした。
だからこそ、なのかな。あんまり誰にも話してこなかったんですが、簡単に言ってしまえば燃え尽き症候群みたいなものになりました。今から約17年前にPerfumeという存在を認識して応援してきた自分にとって、あの日はここで終止符を打ってもいいと思えるぐらいの時間でした。2020年、コロナ禍で思ったように日常生活を送れない時期だったのもあります。今では信じられないくらい私は身も心も疲弊していたのかもしれません。

コロナ禍に伴い、Perfumeも有観客でのライブを行うことは難しくなり、心の距離も物理的な距離もどんどん間を詰めることなく離れていきました。誰が悪いとかではなくて、どちらかと言うと私が悪いのですが気づけばそうなって2年くらいが経った2022年。
徐々に声出しの禁止、キャパ数の制限などを条件にライブの開催が出来るようになっていき、Perfumeも動き出していた時でした。
Perfume 9th Tour 2022 "PLASMA" の開催が決まりました。距離を埋められる機会かもしれない、となんとなく思ったので参戦を決めました。
当時高校3年生の私。アルバイトも禁止の高校でしたので金銭面に余裕はなく、遠征などは考えられないので近場での参戦を考えていました。
ですがそこで大きな問題にぶつかりました。
私には受験というものがありました。行こうとしていた東京近辺での公演は尽く受験関係のスケジュールで潰され、埼玉公演に関しては入試とドン被り。あぁもう終わったなと思った瞬間でした。人生とライブを天秤にかけた時に、ライブを優先出来るほどの度胸がある人間ではありませんでした。

それから時間だけが流れていきました。楽曲も徐々に聴かなくなってしまい、本当に離れていってしまったのです。私の方から一方的に。
それでも心の中では消化しきれない気持ちを抱えていて、どうにかしたいと思っていたのも事実でした。あんなに大好きだったのにこんなことで...悔しくて悔しくて。
Perfumeの話をするTwitterのフォロワーたちを見て羨ましくて、同じように話をしたかった。でも私には分からないことばかりで、同じ熱量ではないことに申し訳なさも感じて1歩引いて。オタクをする上で周りの目なんて良い意味で気にしなくていいことは20年間の人生で自分が一番分かり切っていたことなのに、要らぬことを気にして自分を押さえつけてばかりでした。情けないです。

どうにもならない気持ちを抱えながら過ごす毎日を過ごしていた私に、ある人物から連絡をもらいました。

連番者Nさん


今見ても意味分からん。意味分からんけど最高に理解出来る不思議な文言でした。
彼とはかれこれ8年ぐらいの付き合いになるんでしょうか...
私がTwitterを通してPerfumeのオタクと交流を図ろうとして、すぐに繋がりを持った人でした。オタクとしての価値観が合うというより、Perfumeに抱く思いや思想がめちゃくちゃ合う人で、なんでお前も同じこと思ってんだよとツイートを見る度に心でツッコミを入れるぐらいです。
そんな人物にサラっと言われた何気ない一言、あっちはそんな意図もなく本当にただ連番しようという連絡だったと思うんですが、私にとって何よりの救いの一言でした。ここで言うのもなんですが感謝しています。ありがとうございます。
こうして私のPerfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1 カウントダウンライブ公演の参戦が決まりました。ここまで5年の間に感じてきた葛藤だったり色々な思いをぶちまけてきたのに、決まる時は一瞬。今あなたが抱えている悩みも意外と一瞬で解決することなのかもしれません。辛い時こそ柔軟に。人生ってそういうものですから。
さて、5年分の思いを乗せて向かうとします。ぴあアリーナMMへ。


期待と不安 その先にあったもの

迎えたライブ当日。約5年も経ってますから、不安とかがないわけではなかったです。てかなんならめちゃくちゃビビってました。
ちゃんとついてけるかな〜とかネビュラロマンスってなんやねんとか。
それでも期待の気持ちも大きくて。
ネビュラロマンスというコンセプトがハッキリとしているアルバムを引っ提げてのツアー。
どんなステージになるんだろうと楽しみでした。
ライブが始まり1曲目、Perfumeがステージに立った姿を見て泣きそうになりました。
もうなんか3人のシルエットが好きすぎて。
私が大好きなのはこれなんだよな!!!って心の中でガッツポーズ(なお1曲目はTwitterでネタバレが流れてきて把握してしまい新鮮味は無かったマジで最悪すぎる)
そして2曲目、3曲目と映像を挟みながら進んでいくライブ。
今回のライブはSide AとBに分かれてのライブ構成。Aではネビュラロマンスという1つの物語を見せていき、Bで大暴れ(大暴れ?)するというもの。
そしてこの日はカウントダウンライブ、そしてFC会員のみが参加出来るこれ以上ないくらい出来上がった環境。それはそれは最高でした。
私たち信頼されてるんだなぁ!!と感じざるを得ないセットリストの構成。それに応える我々。こんな幸せで最高の空間があっていいのか。期待も不安も全部要らなかった、だって意味がなかったから。思い出してしまったんです。いつも期待以上のステージを見せてくれるチームだったなって。Side Bに入ってからやる曲全部度肝抜かれたんですが、出来る限り全てに触れていきましょうか。

Cling Cling (Album-mix)→NIGHT FLIGHT→スパイス この流れ誰が予想出来るんでしょうか。それこそ百戦錬磨のオタクだったら絶対考えないセトリでしょう。なにスパイスって。
Sweet Refrainだったり透明人間だったり、私たちが好きだったりやって欲しいと思う楽曲ほど3人にはあんまり響いてないというか...そこら辺の相違みたいなものを私はずっと感じてきているんですが、今回のこの3曲の流れはだからこそ生まれたものだと思っているので最高でした。相違があるからこそいつも予想を裏切られるし最高の体験が提供されますね。個人的な話になりますが、最後にスパイスを見たのがFP横アリだったのであの時のことも思い出してよりエモさに磨きがかかるステージでした。
そして西脇綾香さんへ。振りミスしたの気づいてます。すみません、キモいオタクで。

そして信頼されてるなぁと感じたのはP.T.A.前のチョコレイト・ディスコ。これ絶対私たちだからやってくれてます
普段だったら最後の曲手前にやったりP.T.A.明け一発目とかでもおかしくないと思う。そんな中これかましてくれたのは何よりの信頼だし最高に声出ててこれだよこれって感じでした。私もひっさびさにディスコって声出してPerfumeのライブ来たな〜!!!って実感した瞬間でした。幸せでした本当に。

そして2024年の締めくくりとして選ばれたSpring of Life。去年のカウコンでもやってたみたいですが私は知りません(半ギレ)
この曲、本当に歌詞がいいですよね。恋愛の歌詞ではありますが、『結局はそう 自分次第だし サプライズを待っていてもしょうがないから』という歌詞は常に変化し挑戦し続けるPerfumeをよく表現しているとも思うし、恋に限らず人生においても凄く大切なことで聴くと勇気をもらえる楽曲です。2024年、最後にこの曲を聴いて終われたことが何よりの幸せだったようにも思えます。この曲を聴く度にこれからも勇気をもらって、そしてこの日のことを思い出すと思います。

ここまで色々書いてきましたが1番何よりヤバかったのは皆でカウントダウンして2025年を迎えて最初の一曲。GLITTER。
1発目何やってくれるのかなとか色々考えてたけど大大大大正解ですこれ。
今このタイミングで聴くGLITTERが本当に本当に沁みて涙ボロボロオタクになってしまいました。
キラキラの夢の中で 僕たちは約束をしたね
一生この歌詞が脳内で反復横跳びしていって、ただただ本当に『今』のPerfumeが歌うから心にグッと来るものがありました。2025年絶対私幸せやん...ってこの曲で迎えられた私は思いました。最高だ...と涙を拭こうとしたらFAKE ITが来て頭がおかしくなったのもめちゃくちゃに良い思い出。Perfumeさん情緒不安定すぎるよ本当に。好きや。


あの日から心は変わらない

そして最後の曲として披露されたFlow。
私はもちろん生で見るのは初めてでした。
私の知っている時代のPerfume締めの曲といえばMY COLORだったので、こういう終わり方をするんだと少し驚きもありつつ、パフォーマンスも歌詞もスっと自分の中に入ってきて周りがどうだったとか気にしてられなくて、実際の皆様がどうだったかは分かりませんが私は大号泣おじさんでした。
Flow、正直リリース時にあまり聴いていなくて(本当にごめんなさい)歌詞もほぼ把握してなかったしほぼ初見みたいな状態だったのもあって、何だこの歌詞良過ぎる…😭となって1人で泣いていました。老後の私一生泣いてんだろうな。
Flowによって全部包まれたような気がして凄く幸せだったんです。
P.T.A.限定だけど初めて来た人も少なくなかった今回の公演。私もほとんど初めてみたいな気持ちだったしあれだけ不安な気持ちを抱えていたけど、いざ始まってみると自分の適応能力(?)の高さに驚いたし、どんな状態どんな人でもいいんだよって言われた気がして自分が肯定されたような気持ちになりました。
終わってしまったと思ったあの日から、心は変わっていなくて
Flowはこれからも大事な時に、大切に、歌っていって欲しいと思います。

長々と(そうでもないかもしれない)書いてきました。忘備録のような何か。自己満でしかないけど書けてよかったです。例えそれが文字であっても、インターネットの切れ端の更に端の見えない部分であっても、この海に残り続ける限りは永遠に忘れないし誰かの目に届くものになったので。

元々文字で表現するのが苦手です。語彙があるわけでもないし表現方法が他より優れてるとかそういうわけでもないので。
ただ『好きだ!』と思ったものを素直に表現することが大好きだし止められなくて、その原動力ってPerfumeさんに与えてもらった人生だな、と気付かされた日でもあったわけです。
私が人生で初めて『好きだ!』と思った人たちでそれを表現したい、届けたいと思った人たち。簡単に例えてしまえば私の『人生』だし、私という人間を一冊の本にした時、1ページ目は間違いなく3人でそしてあらゆるところで登場するような気がする。それぐらい大切な人たちです。少しは伝わったかな?伝わらなくても、私の心の中でその感情を大切に、そして育んでいきたいです。

そんなPerfumeさんの最新アルバムネビュラロマンス 前編を引っ提げたツアー!
Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1 ですが、まだ始まったばかりです!!!集大成ぐらいの書き方をしてきましたがなんとまだ3公演しか終わってないし神奈川公演を終えただけです!!!!
異常人間なので『もう3公演も終わってしまった…』と私は思っていますが健全な皆様はまだ間に合います!!!(この記事を見るタイミングにもよりますが)
4月まで続くツアーです ここからは地方を回っていきます あなたの近くに来てくれます
今回のツアーのセットリスト 全108通りで全ての公演で異なるセットリストだと『公式』が言っています。オタクの妄想とかではない。
どういう理論で?という感じではある正直。
まだ私たちも手探り状態ではありますが、全ての公演がメモリアルになること間違いなしです。
それに今回のツアー、初めて行かれる方にも私みたいな久々だけど行ってみようかなみたいな人にも古参の方にもオススメ出来る素晴らしいライブです!これを見て少しでも気になった人には足を運んでいただけたらなと思います。

Perfumeさん大好きです!!!!!!!!これからもずっと!!!!!!また絶対に会いに行きます!!!!!!!約束!!!!!!!!!!!!!そんな素晴らしい気持ちになれた最高の日でした!!!!!!!!私の実家はここです!!!!!!またすぐ帰省します!!!!!!楽しかった!!!!!!!!!!!

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