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アイスランド旅行記㉚第二の都市アークレイリ!

前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。ずっとnoteの調子が悪くて、PCからアップ出来ず…もうしょうがないからiPhoneで頑張るぞ!

前回までのあらすじ

リングロード後半でGoðafoss(ゴーザフォス)の滝に立ち寄った私たち。「神々の滝」の名の通り、あまりにも荘厳な光景だった。滝の周りの遊歩道を歩きながら、アイスランドの大自然を噛み締める。
今回は、旅の最後の観光となったアークレイリの街並みをたくさんの写真とともに振り返りたい。

Akureyri(アークレイリ)とは

ゴーザフォスの滝を後にし、30分ほど走ると、栄えた街並みと海が見えてきた。キャンプをしていたStöðvarfjörður(ストズヴァルフィヨルズル)、そしてここまでのリングロードは大自然の連続だったが、10日前にレイキャビクを出発して以来の賑やかな場所だった。バスは観光客用と思われる広い駐車場にとまり、長めの自由時間となる。
私たちは、各々好きな方へ歩いていった。

アークレイリの街並み。
アークレイリ(Akureyri)はアイスランドの北部、エイヤ・フィヨルドに臨む都市。レイキャヴィークに次ぐアイスランド第2の都市で、人口は18,925人(2019)。
エイヤフィヨルズルというフィヨルドの最も奥に位置し、天然の良港となっている。フィヨルドのため、ダウンタウンを含む海沿いのごく一部は平坦であるが、それ以外は急坂が多い。南西部には新興住宅街が広がる。夏期には観光客も訪れ、賑わいを見せる。
海岸線を沿うように国道1号線(リングロード)が南北に貫いている。この都市から東のエイイルススタジル方面へ向かう車の量は非常に少ない。街の南部、フィヨルドの谷間に作られた細長い人工島の上にはアークレイリ空港がある。国内線が主であり、エア・アイスランドノーランドエアが就航している。また、アイスランド最北端の地、グリムセイ島への玄関口である。希ではあるがコペンハーゲンロンドンアンタルヤとの国際便も発着している。
工業専用学校、農事試験所がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アークレイリ

レイキャビクからは、エアーアイスランドの国内線で45分という距離。人口18,925人というと、日本では静岡県の下田市よりやや少ないくらいか。

北欧らしい街並み

北欧らしい、キュートな店構え。

まずは街の入り口から入ってみる。石畳の道に、カラフルな街並み。まさに北欧!と言う雰囲気だ。

お店の名前は「Rammagerdin」。

「Rammagerdin」は、アイスランドに数店舗あるギフトショップ。レイキャビクにもあり、そちらの方が有名かもしれない。地元の工芸品やお土産が買えるようだ。入ればよかったのだが、何度も書いているようにお金が不足していた私は、お土産を買うという発想すらなかった。もったいない…。

「Akureyri Backpackers」の文字が。

Akureyri Backpackers(アークレイリバックパッカーズ)は、旅行者向けのホステル。Google Mapで調べると、星4.5の高評価だ。一泊7600円ほどのプランが出てきたので、立地にしてはお手軽といえよう。

建物に向かって垂直につけられた時計って、海外ぽくて心ときめくのだ。

Akureyrarkirkja(アークレイリ教会)


街の入り口付近はお土産物ショップやホステルが並んでいたが、少し歩くと大きな教会が見えてきた。

1本のポールに、色んな場所の方向が。こういう道標好き!
Akureyrarkirkjaまたはアークレイリ教会は、アイスランド北部のアークレイリにある著名なルーテル教会です。街の中心に位置し、グジョン・サムエルソン(1887–1950)によって設計され、1940年に完成しました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Akureyrarkirkja

ルーテル教会は、ルター派とも呼ばれる、プロテスタントの教団だ。

堂々と聳え立つ!

実は、このアークレイリ教会、アイスランド旅行記⑫で訪れたレイキャビクの「ハットルグリムス教会」と同じグジョン・サムエルソン(Guðjón Samúelsson)の作品である。

確かに、デザインは異なるものの、雰囲気がとても似ている。
ハットルグリムス教会はレイキャビクの観光スポットだが、丘の上に立つアークレイリ教会も、この街のシンボルとなっている。

前もって調べていなかったので、あまり気にせず素通りしてしまった。中を見学出来たかどうかは分からないが、せめて階段の上まで行ってみればよかったなぁ。

「BAUTINN」のネオンサイン。

この赤い建物は、レストラン「Bautinn」。こちらもGoogle Mapの口コミが4.1と高評価だ。アークレイリは単なる観光人向けの街ではなく、良い店が並ぶ観光都市のようだ。しかし、言わずもがなレストランには入れず。

アイスランドのサブウェイに挑戦

さて、レストランに入る勇気のない私は、どこで夕食をとるか迷っていた。

キャンプ中は、同じゼミから参加している3歳上の日本人グループのお姉さん・お兄さん達と行動していた。しかし、私とアナ(同い年の日本人の女の子)はアークレイリでは彼らとは別行動をしていた。年上の彼女達は卒業旅行を兼ねているため、この自由時間は自然とゼミのグループで出かけて行った。海外旅行に慣れているようで、「アークレイリではどこどこのレストランで何を食べる」という会話が聞こえた。一方私とアナは、このときの価値観が「節約>観光」で一致していたので、自ずと違う方向へ歩いて行ったのだった。

そこで一緒に夕食探しに行ったのが、韓国から来た2人の男女だった。女性の方は同じ家で過ごしたナム。ナムも結構年上で、流暢な英語を話すので憧れていた。

さて、まだ街の入り口付近をうろうろしていたところで、見慣れたネオンサインを見つけた。

おなじみのネオンサイン「SUBWAY」!

日本でもおなじみの、サンドウィッチのファストフード店「SUBWAY」だ。
きちんとしたレストランに入るのは勇気が必要だが、チェーン店のサブウェイなら少し気が楽だ。私たちは、サブウェイに入ることに決めた。

緊張の注文シーン。韓国組は英語が上手なので特に緊張していなかったが。

列に並びながら、何を頼むのか決めなければならない。よく考えたら、私は日本でも1回くらいしかSUBWAYで食べたことがなかった。なるようになれ、という気持ちで注文をする。

特別なトッピングなどは出来ず、いたってノーマルなサンドイッチを頼んだ。無事に注文を終え、私はテーブルに着いた。
アイスランドに来てから、お店で食事をとるというのは2回目である。1回目は、田舎のドライブインのようなお店のホットドックだったので、それに比べるとレストランレベルがやや高い(?)SUBWAYでの食事。観光客が多いとは言え、私たち以外はみんな北欧系の顔立ちをしていた。

サンドイッチでお腹を満たし、再び街ブラ再開である。
(最近、サブウェイは日本から撤退するとかいう話を聞いたが、閉店が多かっただけで撤退ではないらしい。)

次回、夕暮れ時のアークレイリで色々な発見をします。


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