アイスランド旅行記㉚第二の都市アークレイリ!
前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。ずっとnoteの調子が悪くて、PCからアップ出来ず…もうしょうがないからiPhoneで頑張るぞ!
前回までのあらすじ
リングロード後半でGoðafoss(ゴーザフォス)の滝に立ち寄った私たち。「神々の滝」の名の通り、あまりにも荘厳な光景だった。滝の周りの遊歩道を歩きながら、アイスランドの大自然を噛み締める。
今回は、旅の最後の観光となったアークレイリの街並みをたくさんの写真とともに振り返りたい。
Akureyri(アークレイリ)とは
ゴーザフォスの滝を後にし、30分ほど走ると、栄えた街並みと海が見えてきた。キャンプをしていたStöðvarfjörður(ストズヴァルフィヨルズル)、そしてここまでのリングロードは大自然の連続だったが、10日前にレイキャビクを出発して以来の賑やかな場所だった。バスは観光客用と思われる広い駐車場にとまり、長めの自由時間となる。
私たちは、各々好きな方へ歩いていった。
レイキャビクからは、エアーアイスランドの国内線で45分という距離。人口18,925人というと、日本では静岡県の下田市よりやや少ないくらいか。
北欧らしい街並み
まずは街の入り口から入ってみる。石畳の道に、カラフルな街並み。まさに北欧!と言う雰囲気だ。
「Rammagerdin」は、アイスランドに数店舗あるギフトショップ。レイキャビクにもあり、そちらの方が有名かもしれない。地元の工芸品やお土産が買えるようだ。入ればよかったのだが、何度も書いているようにお金が不足していた私は、お土産を買うという発想すらなかった。もったいない…。
Akureyri Backpackers(アークレイリバックパッカーズ)は、旅行者向けのホステル。Google Mapで調べると、星4.5の高評価だ。一泊7600円ほどのプランが出てきたので、立地にしてはお手軽といえよう。
Akureyrarkirkja(アークレイリ教会)
街の入り口付近はお土産物ショップやホステルが並んでいたが、少し歩くと大きな教会が見えてきた。
ルーテル教会は、ルター派とも呼ばれる、プロテスタントの教団だ。
実は、このアークレイリ教会、アイスランド旅行記⑫で訪れたレイキャビクの「ハットルグリムス教会」と同じグジョン・サムエルソン(Guðjón Samúelsson)の作品である。
確かに、デザインは異なるものの、雰囲気がとても似ている。
ハットルグリムス教会はレイキャビクの観光スポットだが、丘の上に立つアークレイリ教会も、この街のシンボルとなっている。
前もって調べていなかったので、あまり気にせず素通りしてしまった。中を見学出来たかどうかは分からないが、せめて階段の上まで行ってみればよかったなぁ。
この赤い建物は、レストラン「Bautinn」。こちらもGoogle Mapの口コミが4.1と高評価だ。アークレイリは単なる観光人向けの街ではなく、良い店が並ぶ観光都市のようだ。しかし、言わずもがなレストランには入れず。
アイスランドのサブウェイに挑戦
さて、レストランに入る勇気のない私は、どこで夕食をとるか迷っていた。
キャンプ中は、同じゼミから参加している3歳上の日本人グループのお姉さん・お兄さん達と行動していた。しかし、私とアナ(同い年の日本人の女の子)はアークレイリでは彼らとは別行動をしていた。年上の彼女達は卒業旅行を兼ねているため、この自由時間は自然とゼミのグループで出かけて行った。海外旅行に慣れているようで、「アークレイリではどこどこのレストランで何を食べる」という会話が聞こえた。一方私とアナは、このときの価値観が「節約>観光」で一致していたので、自ずと違う方向へ歩いて行ったのだった。
そこで一緒に夕食探しに行ったのが、韓国から来た2人の男女だった。女性の方は同じ家で過ごしたナム。ナムも結構年上で、流暢な英語を話すので憧れていた。
さて、まだ街の入り口付近をうろうろしていたところで、見慣れたネオンサインを見つけた。
日本でもおなじみの、サンドウィッチのファストフード店「SUBWAY」だ。
きちんとしたレストランに入るのは勇気が必要だが、チェーン店のサブウェイなら少し気が楽だ。私たちは、サブウェイに入ることに決めた。
列に並びながら、何を頼むのか決めなければならない。よく考えたら、私は日本でも1回くらいしかSUBWAYで食べたことがなかった。なるようになれ、という気持ちで注文をする。
特別なトッピングなどは出来ず、いたってノーマルなサンドイッチを頼んだ。無事に注文を終え、私はテーブルに着いた。
アイスランドに来てから、お店で食事をとるというのは2回目である。1回目は、田舎のドライブインのようなお店のホットドックだったので、それに比べるとレストランレベルがやや高い(?)SUBWAYでの食事。観光客が多いとは言え、私たち以外はみんな北欧系の顔立ちをしていた。
サンドイッチでお腹を満たし、再び街ブラ再開である。
(最近、サブウェイは日本から撤退するとかいう話を聞いたが、閉店が多かっただけで撤退ではないらしい。)
次回、夕暮れ時のアークレイリで色々な発見をします。