見出し画像

【企業での面接の仕方云々#4】                    面接についてのいろいろなお話の中で、著者が持つ経験を生かしたワーキングメモリアルをお話ししようかな!?と思います。お役に立てれば幸いです!

【バーテンダー&ウエイターのワーキング術】

              〈目次〉

1 . 水商売に初めて飛び込んだ19歳の頃の著者。

2 . バーテンダーとしての自立。

 お話したいことがたくさんあるのですが、本日はその一部をご紹介したいな!と急遽思いつき執筆いたします。

わたくしの若き日のこれならこのご時世でもあるある話に宜しければ少しの間お付き合いくださいませ。

1 . 水商売に初めて飛び込んだ19歳のころの著者。

わたくしは、高校在学中に、将来、プロミュージシャンとして生計を立てる準備をしておりました。

高校を卒業後、とにかく稼がねばと単純にそれだけを考えておりました。

そこに天の定めか?舞い降りてきた父親からの、とある有名ライブハウスでの面談の話。

せっかくの絶好のチャンスを逃してはなるまいと、即面接OK!のサインをこちらから出しました。

そして、いやしくも父の過保護的なわが子愛に見初められ、これまた次の日に面接を電話でこちらからお願いをしました。

そして、マネージャーに話を聞いてもらうべくトントン拍子にアルバイター、今でいうフリーターとして勤務確定とになりました。

その面接の中身はと申しますと、そんなわたくしが書いている記事(企業での面接の仕方云々#1~#3)のような困難な面接形式ではありませんでした。

氏名と年齢それと住所と家族構成を聞かれ、そしてこれが決め手となったのか、マネージャーからのご質問の中で忘れられない質問内容があります。

"君は、この店の名前を知ってたのかな?"と聞かれ、とっさに二言返事で、"はい"とその2文字だけが喉からついて出てきました。

そして、それだ~けを伝えました。それが本当のキメてかは定かではありません。

しかし、マネージャーの素振りからするとそうではないのか?と自分なりの解釈で心に今でもとどめております。

また、人生初の水商売で、しかもミュージシャンとのやり取り可能とまでおっしゃっていただきました。

これ何よりの栄光と思い、自身のその時の考え、思考が間違ってはいないのだと、何よりも先にその言葉を伝えてよかったという思いでいっぱいです。


”早速、翌日からの出勤となり、あまり乗りなれていない電車に搭乗し、頭は真っ白け状態で店に到着します。

人生で初めての酒場での接客です、何から手を付ければばいいのか全く分かりません!

お客さんには、どんな話をし、どういう態度(接客)を示せばいいのか?おしぼりはどこに、テーブルには番号なんてあるのか?

どうのこうの考えているとき、マネージャより一つ下の役職のチーフが来られ、まず、ロッカーに案内をされました。

そのロッカーは店内の東側の一番前にあり、そこはライブハウスならではのスペースで、ハウスミュージシャンたちの楽器が配置してありました。

ピアノにベース、そしてドラムといった感じです。

わたくしは、もうそれを見ただけで、心の蔵がバクバクで気分最高潮(いかにも自分がこれからステージに立つ様な心境になり)に達しました。

しかも、足取りが、ぎこちなくガクガクとしてきました。

それに気づかれたチーフは、ロッカーの前に先に行きドアを開けてくださり、おしぼりを一枚わたくしに手渡されました。

あ~、あの時のそのおしぼりの温もり、忘れられません。


そうこうしているうちに店内の用意も整い、開演前となりますが、かくいうわたくしの仕事は、ウエイターが主です。

お客様の出入り口での待機になります。営業時間は、午後6時から翌1時まででその間ライブを楽しんだり食事をするといったようなシステムです。

ウエイターの仕事も過酷で、次から次へとお客さんが入れ代わり立ち代わり入出店されます。

出来上がったメニューを運んだり下げたり、あるいは、お客さんの接客に回ったりと猫の手も借りたいくらいでした。

当時のアルバイトの平均時間は、5~6時間程度で今のようにガッツリ稼ぐといった仕事形式は、ほかの所でも多くはなかったように思えます。

そして、一日の仕事が終わり、初日の終了時間になりました。帰り際にチーフに一言“帰ってからのビールがさえます“と思わず伝えました。

チーフから思わず、“飲みすぎるなよ!”と返答がありまし。わたくしは、”大丈夫です”と苦笑いで、そそくさ玄関を一気に出ました。

わたくしの19歳のころは、こんな毎日をそれでも自身なりに謳歌していたように思えます。

皆さんの20代手前、当時の大人になる前は、どういったご経験があるのでしょうか!?わたくしも、少し気になっています。


2 . バーテンダーとしての自立。

就業1年目を過ぎたあたりから、店の方からバーテンダーの候補に挙げられました。

これは、またしてもないチャンスである。と言い聞かせ、それもそのはず、カウンター越しには、ミュージシャンの面々がそろいます。

即座にOK!サインを出し、カウンターマンいわゆるバーテンダーを経験します。御年20歳とちょっと。

仕事内容としては、接客をした後、カウンター内で注文された飲み物を作り、何より先にお出しします。

そして、それからフルーツ盛り合わせやチーズの盛り合わせ、レーズンバターなどの注文された料理をバーテンダー自身が運んでいくという形です。

ここから先は

1,424字
この記事のみ ¥ 300

この記事が、あなたにとって有意義なものであれば幸いです。