【算数】最小公倍数の簡単な教え方(by犬のいる学習塾まなびやさん)
(この記事は約2分で読めます)
こんにちは!
今日は小学校高学年くらいの子に「最小公倍数」を教える時のコツを書いてみます。
この記事の趣旨
先日、学習支援のボランティアで、塾で使っている指導テクニックを講師の方に伝えたら喜ばれました。
なので「これをnoteに書いたら誰かのためになるかも」と思い立ち、書いてみることにしました。
例題
6と8の最小公倍数を求めなさい。
解き方
1,ノートの余白などに、こんなふうに縦に数字を書きます。
6
8
2,小さいほうの数字に、同じ数字を足したものを横に書きます。
6 12
8
3,一番右側の数字を比べます。
そして2と同様のことをします
6 12
8 16 ←「12」と「8」を比べると8の方が小さかったので、その横に16と書きました。
4,3を繰り返します。
上下の数字が揃ったら、それが2つの数字の最小公倍数です。
6 12 18 【24】
8 16 【24】
ポイント
「6を4倍したもの」と、「8を3倍したもの」が重なるイメージがつかめると、最小公倍数を理解しやすくなります。
数字を横に増やしていくときは足し算の頭を使いますが、解いた後の振り返りはかけ算の頭で考えると、比例など他の概念とつながっていきます。
ではまた!