品川道を歩き『くらやみ祭り』へ
毎年5月5日に行われる大國魂神社の祭礼は、「くらやみ祭り」と呼ばれ、4月30日に行われる「お浜降り」行事に始まります。神職及び所役の方々は、早朝府中を立ち荏原神社から品川湊に赴き、手や口を海水で身を清め、海水を樽に入れて持ち帰って、大祭期間中の朝夕潔斎時に使われるそうです。前九年の役(1051-62)で、源頼義・義家親子が安倍貞任を討つため奥州へ遠征した際、品川の海から海水を汲んで府中明神に戦勝を祈願したのが起源とされています。
今年の『くらやみ祭り』は、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催となりました。府中囃子の賑やかさ、大太鼓の迫力、神輿担ぎ手の威勢の良さ、歩道を埋め尽くす大観衆の熱気…などで盛り上がる光景が、無事に見れて本当に良かったです。
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