おかわりいただきました!と大きな声で言わないで欲しい
某チェーン店の牛たんが好きで、たまに行っている。
牛たんがとてもおいしいので、毎回ご飯がもりもりすすむ。
ごはんはおかわり自由だ。
セットメニューにはとろろがついていて、最後のしめはとろろご飯で食べている人が多いのではないだろうか。
私は必ずそうしている。
最後のしめにたどり着くまでどうしてもご飯が足りないので、おかわりせざるを得ない。
おかわり自由で嬉しいのだが、おかわり下さいと申し出るのが恥ずかしい。
勇気をふりしぼって言ったら言ったで、
「一番さん、おかわりいただきましたー!」
と店員が大きな声で言ってやがる。
なぜ、大きな声で言う必要があるのだろう。
がちゃがちゃした居酒屋でも大きな声で注文を繰り返す店員同士のやりとりが苦手だ。
店を盛り上げるために言っているのか。
他のスタッフへの伝達の意味も込めて言っているのか。
そんな居酒屋には行かないようにすればいいだけだが、大好きなチェーン店がそんなことをしてしまっては足しげく通えない。
ただただ注文を受け、静かにご飯を持ってきてほしい。
おかわり=食いしん坊という公式が自分の中にある。
おかわりいただきましたー!
と店内に響き渡る声量で言われると、食いしん坊であることを晒されているように聞こえる。
食いしん坊がここにいますよー!
と言われているような気分になるのだ。
おかわり下さい、と申し出るだけでも恥ずかしいのに。
「一番さんおかわりいただきましたー!」
「ありがとうございまーす!」
そんなやりとりはしないでほしい。