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仏教的な慈の意味

仏教的な「慈」の意味が儒教的な意味とは違う、という話を見かけました。

慈とは?

慈はサンスクリット語の「マイトリー (maitrī)」に由来し、「ミトラ (mitra)」から造られた抽象名詞。

マイトリー (maitrī)とは?

仏教ではあわれみの心とかいつくしみの心と書いてありましたが。

サンスクリット語の辞書で気になる意味を見つけました。

密接な接触または結合、の意味もある。

https://sanskritdictionary.com/?iencoding=iast&q=maitr%C4%AB&lang=sans&action=Search

ミトラ (mitra)とは?

ミトラの神の話になりますが、本来は"契約"を意味します。

同等の相手の横軸的な関係や関係性を縛るもの、締結するものを意味して、「他」を仏法の輪の中に組み込んで悟りへ導くと言った感覚の方が言葉の意味としては近かったのでは?、という意見がありました。

慈という漢字を確認している時に気になる絵を見つけました。

形成文字。「慈」は「心」を意味し、愛が心から生まれることを意味する。「慈」の意味は「心」であり、慈愛に満ちた優しさは心から生まれることを意味する。「ズ」は「z」であり、「草」「木」を意味し、慈愛に満ちた優しさは健全な成長をもたらすことを意味する。本来の意味は「慈愛」である。

和善;慈爱:一母|~祥|~眉善目。母親を指す:~kissing|family|severe.
~愛、思いやり、調和、優しさ、心の柔らかさ。
博愛、孝行、大いなる慈悲。

と書いてあるのですが、「慈」の形成文字がハートを縛りつけようとしているように見えるのです、、


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