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竜洋自然観察公園へ行ってきた

※この記事では生き物の話題、写真が多く出てきます※

以前から気になっていた施設がある。
「竜洋昆虫自然観察公園」の、こんちゅう館。

こちらを初めて知ったのは昨年開催されていたクモ展の情報が最初だった。
しかし気づいた時には既にその開催期間が終わっていたことや、地図で所在地を見ると公共交通機関でのアクセスが不便そうなこともあり、個人的に気になったものの、思い立った時にすぐに行けないことで、頭の片隅に置いておくに留まっていた。

ここへの行きたさが募ったのは、いきもにあ2024で、ヨロイモグラゴキブリとのふれあいをしたことがきっかけである。
いきもにあのふれあいコーナーに来ていたヨロイモグラゴキブリやその他ゴキブリ達はみな、竜洋昆虫自然観察館から来ていた子達だった。

ならば、行けば見られるのでは……?
ふれあうことはできなくとも、ケース越しでもいい。見たい。

しかしそのアクセスの不便さはヒョイと思い立った時に行くには難があり、なかなかチャンスがなかった。

「行きたいなあ…気になるんだよなぁ…絶対良さそうなんだよな…」
ということをブツブツ言っていると、年末年始の帰省のついでに数時間寄るだけでも良ければ行ってみては…? と家族から提案され
「ではお言葉に甘えまして…」
ということで、帰省のついでの帰路で立ち寄らせてもらうこととなった。

(なお家族は深い興味があるわけではないので、私だけ現地で降ろしてもらい、ぼっちでの訪問。この間、家族は「ゆるキャン△」で登場した御前崎灯台へ行くとのことだった。各々好きなものを楽しむ時間になったのでヨシ)

公園入口
磐田市のイメージキャラクター「しっぺいくん」

磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」君も出迎えてくれている。

入館チケットを買うとこちらのおみくじもどうぞ~と言われたので、引いてみた。

おみくじの内容 キンカメムシ 大吉
「ただ「美しい」でよい。」
とても同意できます。

さてさて、昆虫の生体展示はどのような感じでしょうかな…と、入口付近にいたのはカブクワ達だった。
でもあまり写真を撮っていない。
ちびっ子たちがケースの前にいたのでお譲りした。

ということで別のところを見てみようとウロウロしてみると、ちょうど第7回GKB総選挙の結果が貼られていた。
どれどれ。

第7回 GKB総選挙の結果一覧

アシダカグモが5位……

「なんとなく」でエントリーされているらしいが、なんとなくでエントリーさせられているのにこれほど票を獲得しているのはすごいな……。
まぁ、かっこいいしな……。

ちなみに第6回総選挙ではアシダカグモが1位を獲得したらしい。

アシダカグモの説明

そりゃスタッフさんもざわつくであろう。

私が訪れた時にはアシダカさんは見えづらい場所で板にはりついていらっしゃったので写真は撮りにくかった。
コンデジなので自分の姿勢をグニニ…とやってなんとか少しだけお姿をみた。

アシダカグモさん

昆虫館はこじんまりしたサイズの建物なので展示自体はそれほど沢山の種類があるわけではないが、展示は昆虫だけでなく、爬虫類や両生類など、いきものについて考えていることが伺える内容だった。

頭隠して(隠せてないけど)尻隠さずで、とにかくおしりがやたらかわいかったカーリーヘアタランチュラ。

カーリーヘアタランチュラ
すごくもふもふしてそう

くるくるの毛が本当にかわいい。

ヨロイモグラゴキブリちゃんも近いところにいた。

ヨロイモグラゴキブリ
隅に集まるヨロイモグラゴキブリ達

もぞもぞしていて小動物感がすごい。
かわいいねぇ……。

館内で展示されていた生き物達(一部)はほかにもこんな感じ。

トビズムカデ
ササグモ
普段外でよく見かけているのでケース越しの姿は新鮮
ニシキキンカメムシ
「ほんのりフルーティなくささ。くさいはくさい」
と書かれていた
香りにチャレンジする職員さんたちが尊い
アマミトガリナナフシ
ちびっこもケースの壁にペタリ
クサガメ
ニホンイシガメ
すごい顔で水槽の底の餌らしきものを食べている
水から出ようとしているミヤコヒキガエル
ミヤコヒキガエル 正面から
ゲジ
「かわいらしい 小さなかお」と書かれていたが
この角度では見るのが大変難しい……
アオダイショウ

満足するまで見てから外にも出てみた。
風が強くて寒く、外のエリアはあまり長居できなかったが、暖かくなって生き物が活動し始めたら色々見つけやすくなるのだろうな。

誰か潜り込んでいる
アブとかかな?
クモヘリカメムシ
アシナガグモ

昆虫館の建物自体はこじんまりしているので、展示されている数はそれほど多くはないが、生き物の展示については特別展などでその本領が発揮されるのかな…と思ったり。

ゴキブリ展やクモ展など、「生き物愛」が感じられる特別展を開催されるところもとても尊い。
ちょっとアクセスが不便なのが玉に瑕だけど……。
機を伺ってまた訪れたい。