思った以上に自分を知らない
就活に向けていろいろと準備をしはじめたが、やっぱり自分のことがいちばん分からない。
自己PRのできる事柄とか長所、短所とかを見直してみてはいるけれど、ぼんやりとした考えなら浮かぶが履歴書や面接で伝えるべき考えがあんまり思いつかない。
伝えようとは思うが、まだ自分の言葉で伝えられる自信が無い。
自己PRって何?
いや、言葉とか、ネットとかでよくある例文集を見てそれ自体はわかるけど、いざ自分のことを書こうとすると手が止まっちゃう。
なにより困っているのが志望動機の欄だ。
これまた何となく行きたいという気持ちはあるのだが、それを志望動機の欄に書き込むためのこれといった言葉が見つからない。
似たような会社を受けるとなると、それぞれの会社にあうようなことを伝えられないと、「他の会社でもできますよね?」とツッコまれそうだ。
去年過ごしている中で明確にわかったことは、「自分の感情」を他者に上手く伝えることがすこぶる苦手だということ。
昔から、学校の課題とかに出る「〇〇について感じたことを△△字程度書け」であったり、読書感想文であったりする類いの自分の感想を書くことがあんまり得意だとは思っていなかったが、課題だから気持ちが乗らなかったのだろうと思ってた。
今年、東京の方に引っ越してきて自分が好きなお笑いや映画を見ても、1~2行で感想が終わってしまうことに悔しく感じた。
自分の中で漠然と感じたことをそのまま口に出したりツイートしたりしてしまっているが、そもそもそれがあんまり良くないことだと気づいた。
それだと自分の語彙は増えないままだ。
感想を上手く伝えられる人は、自分の中の漠然とした感情を上手く噛み砕いて、それに1番合うワードを選んで伝えている。
自分はというと、まず噛み砕くことが出来ていない。
多分頭の中を整理できていないことが原因だ。
そして伝える語彙も多くないというか、頭の引き出しの奥の方にあるせいで、他の人の感想を見た時に「あぁ、そういう表現の仕方があったか!」となりがちだ。
TVプロデューサーの佐久間さんが「どこが面白いかを伝えられる人は面白いものを作ることが出来る」(意訳)と言っていたのを聞いて「そうなんだ」と思ったが、自分にはまだまだそれが出来ない。
ここまで書いて思ったが、やっぱり読み返すとなんか違うんだよなぁって思っちゃう文章になってる。
言いたいことがバラバラというか、なんかごちゃついているというか、頭の中で思っていることをそのまま書き起こしてみた感じというかどこが気持ち悪い。
「自分の感情、考えを上手く伝えることが出来ない問題」は就活の時だけじゃなくて一生ついてまわる問題だと思うから、少しずつ訓練しなきゃな~。