おそらく一生

6月12日、この日中日ドラゴンズは日本ハムファイターズに0-2と完封負けでこの週ひとつも勝つことなく6連敗を喫した。


あー、なんで僕はこのチームを応援しているのだろう。何故負けてイライラしても次の日には結果を気にしてしまうのだろう。F1やサッカーを見る時のようなそこまで入り込まずに基本的に楽しい気持ちで見ることは無理なのだろうか?

無理だろうな。もはや野球、ドラゴンズが好きというよりは依存に近い感覚だと思う。
野球というスポーツは成功する確率が少ないスポーツだ。プロ野球は基本勝つことは5割、多くて6割、僕の応援しているチームは4割ちょいだ。365日ある1年のうち、勝利の喜びを知れるのは60日程度なのだ。多くの人が喜びを感じる打撃の面においては一流と言われる人でも3割しか打てないのだ。
この確実に勝つとは言えないところに期待を寄せてしまうのかもしれない。そして勝った時のあの感覚はお笑いを見ている時や音楽を聴いている時には味わえない感覚で、あれにハマってしまっている。

しかし、これだとホークスとかジャイアンツを応援すればいいと言われてしまう気がする。それを言われてしまったらお手上げだ。

そうなんだよなぁ…なんでドラゴンズなんだろう。2015年、2016年辺りを乗り越えたからもう離れることは無理だな。あの酷い時代を見たからこそ、このチームが優勝をしているところが見たいという事が理由かもしれない。今のスワローズを見ているとよりその想いが強くなる。もしかしたらこれからもずっと弱小球団のままである可能性は十分有り得る。だけどベイスターズが、カープが日本シリーズに行ったように、いつの日かドラゴンズが1回だけかもしれないけれどその時が来るはずだ。少なくとも日本一になるまでは応援し続けるだろう。


文章にして見て改めてわかったけど、ドラゴンズを好きになる理由はないね。好きになっちゃったのだから。

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