時が進むと、ほぼ同じものでも欲しくなる
こんばんは。
私は、人生において、結構な数の漫画を読んでいると思う。
家族も漫画が好きで、家には小さいころから漫画であふれていた。私が生まれる以前にあった作品にも目を向けられたのは、そういった家庭環境もあるが、最近、この漫画について、若干の悩みを抱えている。
最近、漫画、アニメのリメイク、新装版が増えているのはご存じだろうか?
直近だと、現在、テレビ東京で木曜夕方6時から、「シャーマンキング」のリメイクが放送されている。
他にも、「ダイの大冒険」「魔術士オーフェン」などもリメイクされた。
この、リメイクの波の前兆だったのかはわからんが、かつての漫画が、サイズが文庫サイズや、大判サイズに新装され、書店に並んでいるのを見た。
私は、面白いと思った漫画はなんども読み返すし、ふと思い出したときに読み返したくなることも多い。
すると、好きな漫画はだんだんとぼろぼろになって行ってしまうから、新装版の表紙は魅力的だし買ってもいいかなと思えてくる。
また、昨今は、電子版も発展してきている。前述したとおり、ずっと同じ漫画を保管しておくと、場所をとってしまって、新しいものは買えないし、買おうとすると、膨大なスペースが必要になってしまうので、それを、タブレット、スマホ一つで保管できると思うと、それも魅力的に思えてきてしまう。何が言いたいかというと
時代が進むと中身は同じものでもより魅力的なものが出てきて物欲が出てしまう
ということだ。
これは、漫画に限らない。
例えば、私は、カードゲームをするのだが、10年前に出たカードと全く同じ性能をしているというのにかっこいい光方をしていたり、ロゴが入っているとついつい欲しくなってしまう。
もちろん、世の中、より性能がいいものは生み出されていくし、性能がいいのだから、金がかかる、アップデートしたくなるのはわかる。
しかし、一方で、内容は一ミリも変わってないのだが、見た目やサイズ感が変わっただけで魅力的に感じるものも世の中にはたくさんあるというのを、人生を少し長く生きて感じている。