白熱のアルカナ シールド戦について_4
今回はジャローダV、ジャローダVSTARについて考察していく。
今回の白熱のアルカナでは、シールド戦を想定したパックであるため、もともとポケモンVからポケモンVSTARに進化するポケモンは、総じてポケモンVのままだと性能的にぱっとしないという点が問題となっている。
ジャローダVもその典型で、正直な話、ジャローダVのままだと全くと言っていいほど使えない性能となっている。
上技の「けだかいひかり」は回復なので有用かと思いきや、相手のポケモンも回復させてしまう。
下技の「ソーラービーム」は、打点がいまいちだし、シールド戦環境では草弱点がおらず、鋼で抵抗取られるので使いづらい。
というわけで、ジャローダVは基本的にVSTARが前提の運用になる。
ジャローダVだけ引いてもピン刺し運用はしないようにしよう。(まあ間違いなくしないとは思うけれども)
ジャローダVSTARのコンセプトは、「エネルギーを集めて殴る」である。
一番いいのは、ジャローダVSTARを2体並べて、ジャローダVSTAR_Aで上技「ロイヤルミキサー」で、ジャローダVSTAR_Bにエネルギーを集め、次のターンでジャローダVSTAR_Aが逃げ→ジャローダVSTAR_BがVSTARパワーの「スターワインダー」で敵を倒すという構成になる。
とはいえ、シールド戦ではジャローダVの進化ラインを2本以上用意できるということはほぼない。
ロイヤルミキサーを打てる状態だと、スターワインダーの打点は180。
もう1個エネルギーをつけて4個ならばポケモンVまでワンパンできるので、ドーブル等で加速して240でビートするのが基本戦術になるだろう。
その他にも、スターワインダーはエネルギーの枚数や対象のポケモンの枚数に指定がないので、バラバラになったエネルギーを集約させたり、逆に分配することも可能になる。
特におすすめのコンボは、軌道に必要な無色エネルギーが多い、ホエルコ→ホエルオーの進化ラインに集めてしまうことである。
これなら、ジャローダVSTARで190x2出すよりも効率的に運用できる。(ただし、ジャローダVSTARに対してセレナで引っ張り出されるリスクは考慮すること)
ジャローダVSTAR自体にはエネルギー加速手段がないため、ドーブルやヒスイドレディアでエネルギーを張る必要があり、なおかつ、「しんかのおこう」等がない状況下なので、VSTARに進化させるのも苦労するが、「次につなげる」ことができるのがジャローダVSTARの強みなので、引けたら採用も検討したい。
ジャローダV、ジャローダVSTAR
序盤:2/10
中盤:7/10
終盤:7/10
ちなみに、ジャローダVのままだとウィンディにオーバーキルされるので、採用するときは十分考えたうえで出したい。シールド戦では、炎タイプが火力という面で台頭しすぎなので…。