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AtCoder茶になってから1年かけて灰に色変しました。

天才のみなさん、こんばんみんみん。競プロ系VTuberかもしれないきりみんちゃんです。

この度めでたくAtCoderにて色変することができました。
去年の1月に茶色になってから苦節1年、とうとう灰色に戻りました。


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経緯

無題

春ごろにはあと一歩で緑というところまで行きましたが、そこから大きくレートを下げ続け、ARC110にてとうとう灰レートまで落ちました。


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レートが落ち始めるタイミングまではレートと精進グラフがほぼ相関していたのですが、その辺りから急激に乖離しはじめ全然レートがあがらなくなりました。

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パフォーマンスで見ると、春頃までは定期的に1000パフォくらいを取っていたのですが、その後は調子がよい回でも800パフォ程度にしかならなくなり、同時にケアレスミスなどで爆死する回も増えていきました。

原因考察

正直よくわかりません。おそらく複合的な理由だと思います。

ユーザーレベルのインフレ
AtCoderのレートは他の参加者との相対評価なので、参加ユーザー数が増えたことと解法に関する知見が溜まったことによるユーザーレベルのインフレの影響がある気がします。
実際、結構むずかしい問題を解いたと思っても、回答速度の少しの差で以前よりパフォーマンスが出なくなったと感じています。

また、数学が苦手なきりみんちゃんが得意とする探索などのアルゴリズム実装系問題が解説記事などにより解ける人が増えたことでパフォが稼げなくなった影響もありそうです。

数学要素の強まり
これはきちんと調べられていないのですが、体感としては低難易度帯の問題にて数学(算数)的な知識が必要な問題が以前よりもさらに増えたような気がします。
これはユーザーレベルのインフレによりアルゴリズムを教科書どおりに実装するだけの問題では簡単すぎてしまう(過去問と被る)ため数学的エッセンスによる応用問題が増えているのだろうと想像します。

自身の能力低下
基本的にどんどん問題が解けなくなっているという体感はないのですが、今年は色々とストレスが多く生活も乱れがちだったため体調が慢性的に悪く、脳のパフォーマンスが低下しているというのはあり得る気がします。

一方で、ケアレスミスなどは多いもののコンテスト参加時の体感としては少なくとも1年前よりもアルゴリズム問題、数学問題ともにかなり対応出来る問題が増えていると感じているので、やはりレートがどんどん下がっていくというのは絶対的な自分のスキル以外の要因があるのではないかなという気がしています。

今後の作戦

上に書いたように、解ける問題は増えてきていると感じているため、長期的にはレートは上振れしていくだろうと考えていたのですが、とうとう灰レートまで落ちてしまったので、このままだとジリ貧なのかなという気がしています。

やはりAtCoderは良くも悪くも理系学生がメインターゲットのコンテストで算数が苦手なユーザーにはあまり人権がないです。自分のエンジニアとしてのキャリアでどこまで数学の苦手を克服する事に投資するべきかは今でもはっきりと結論が出ない部分ではあるものの、やはりこの機会にもっと本格的に算数・数学の学び直しをしようかなと思っています。

やるからには思いっきりやった方がいいと思うので、なにか目標を決めてがっつり取り組み、コンプレックスを克服するところまでいけたらなぁと考えています。具体的な施策についてはまたお知らせしようと思います。オススメの学習方法などアドバイスがあれば教えてもらえるとうれしいです。

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