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飲酒カレンダーで飲酒量を1年間記録してみた結果

飲酒カレンダー」というアプリで飲酒量を記録し始めて、1年が経ちました。約10ヶ月かけて徐々に飲酒量が減っていき、1年経過した現在は、ほぼお酒を飲まなくなりました。アプリの効果を感じたので、1年間のふりかえりをしてみました。

※ 1年間のログ

はじめた理由

お酒は平日の晩御飯に缶ビール1-2本くらい。飲み会は月に2-3回くらいと、そこまで飲酒量は多くなかったのですが、日常的に飲酒する習慣はありました。

転機になったのは去年の1月、家族の死をきっかけに心が不安定になり、気づけば飲酒量が増えていました。そのため、意識的にセーブしようと「飲酒カレンダー」を使い始めました。

やってみてわかったこと

例えば晩酌や飲み会に参加した際、飲んだ量をその場でアプリに記録するようにしてみました。すると、ビール中ジョッキを3~4杯飲むだけで、厚生労働省による平均純アルコール摂取量が上限を超えることに気づきました。(ビール (アルコール度数5%) 中瓶1本500mlは純アルコール量 約20g)

この数値が健康においてどの程度適正なのかはわかりませんが、確かに平均純アルコール摂取量を超えて飲むと、翌日にはお酒が残り体調が悪くなる感覚がありました。飲み会に参加すると飲酒量が増えてしまいがちですが、飲んだ量をアプリに記録する習慣がついたので、飲み会でも飲酒量をコントロールできたので良かったです。

だんだんお酒を飲まなくなっていく

飲酒カレンダーを記録し始めて4ヶ月ほど経つと、平日はもちろん、休日もお酒を飲まなくなりました。飲酒量が可視化されることで、数値をキープしたいという気持ちが湧いてくるのが、継続できた理由かもしれません。記録を続けて9ヶ月が経つ頃には、平日に軽く晩酌をするだけでも、寝る前に気分が悪くなりよく眠れず、翌朝までその影響が残るようになりました。

そして10ヶ月目のある日、冠婚葬祭の席で久しぶりにお酒を多めに飲んだところ、翌日強い二日酔いになりました。その時に「もうお酒は控えよう」と強く感じました。お酒を飲まない状態が続いたので、体が以前とは違う反応を示したのかもしれません。

その日を境にほとんど飲まなくなりました。

※ 年末もお酒ほとんど飲まなかった

お酒を見ても飲みたい気持ちが沸かなくなった

お酒を飲みたいと思う機会が、以前より大幅に減りました。飲み会に行ってもノンアルコールで満足できるようになったので、自分の中での変化を実感しています。とはいえ、乾杯のタイミングと時間が経過して宴もたけなわ的なシーンでは、居心地の悪さを感じたりします。

※ 年明けもほとんど飲まなかった

残念なこと

会社の懇親会などの大人数の飲み会は、自分には空気感が少し合わないと感じるようになり参加しなくなりました。大人数の飲み会では、時間が経つにつれて盛り上がっていく雰囲気の中、シラフの自分との温度差を感じてしまいます。まだ完全にその場に馴染めるほど、体調や心理的に慣れてはいないのかもしれません。

一方で、直接声をかけられた飲み会には参加し、その場を楽しむようにしていました。

お酒を飲まなくなって良かったこと

自分は片頭痛もちで、いったん頭痛が始まると1日から2日は頭痛でぐったりしたり寝込んだりしていたのですが、飲酒の習慣がなくなったことで、片頭痛の頻度が極端に減りました。飲酒と片頭痛の因果関係は不明ですが、結果として片頭痛の頻度が大幅に減ったのは本当に良かったです。

あとは、お酒そのものよりも、飲み会における個人的なストレスやリスク要因が減ったことも良かったと感じます。

たまに記憶をなくす。飲み会の発言を翌日にふりかえってなぜかクヨクヨする。N次会に参加して追加の出費が発生する。電車を乗り過ごして困る。家に帰ってきて服をちゃんと洗濯に出せてない。飲み会のあとに炭水化物が食べたくなる。帰宅して服が臭い。飲み会の場所に忘れ物をする。翌日の頭痛。

個人的に感じる、飲み会におけるアンコントローラブルなこと

ふりかえり

飲酒習慣がなくなったことは、メリット・デメリットがあるので、トータルで見ると、1年くらいでは判断が難しいなと思いました。

飲酒カレンダー」も含め、習慣の記録と量の可視化は効果的だと実感しました。一方、効果が出るまでは半年から1年かかるので、継続するまでの習慣化がポイントなのかなと思いました。

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