2割うまくいけば、充分幸せ
人の脳は、少しだけハードルの高いことに挑戦して、それをクリアすることに快感を覚えます。
例えば、小学生に輪投げをさせるとき、投げる位置はどこでもいいということにしたら、大半の子どもたちは、入るか入らないかのポジション、入れるのがやや難しい場所から投げるようになる。そういう実験結果があると知りました。
人は無意識のうちに、少々困難なことにいつも挑戦しているわけです。だから、うまくいかないことが多くて当たり前。
加えて「思いどおりにいったことはすぐに忘れて、思いどおりにいかなかったことは、いつまでも頭に残る」という習性があります。
さらに言えば、この世には77億もの人がいて、それぞれに違った価値観や好き嫌い、趣味趣向、欲求を持っているのですから、自身の思惑どおりにいくほうが奇跡的!。
だから、8割はうまくいかなくて、2割はうまくいった。これくらいの実感で充分納得がいく人生と言えるのではないでしょうか?