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スコンと飛び抜ける話
いま関心をもっているのは「スコンと飛び抜ける話」です。例えば、あなたが悩みを抱えていて、答えを求めているとします。その解決策や答えをズバリ提示してくれるのではなく、「こんなちっさいことで悩んで、ウジウジいているのがアホらしくなって拍子抜けしてしまう、悩みや問題が吹っ飛んでしまう。解決しようという気も起こらなくなる」というような話。
この発想は、中学生のときの雑談に端を発します。クラスメイト3人で雑談してて、その中のA君が、自分の悲惨な生い立ちや辛かった出来事などを他人事のように面白おかしくしゃべるのです。
で、私はA君に「そんな辛かった自分を茶化して、よく笑いながら話せるなぁ」と感心してキョトン顔でいたら、横で聞いていたB君が「(A君を指さして)こいつは、シャレで生きているから」と、これまた、ふざけてツッコンだのです。
それ以来、悩みが生じるたびに、当時のA君の自虐ギャグ?とB君の人を食ったようなツッコミを想い出すことにしています。すると、クヨクヨ悩んでいた問題が急に色あせてていき、気持ちが軽くなり、空気が透き通ってくる。「この世で最も幸せな人は、シャレで生きている人なのでは?」と思うようになりました。
では、ここで「シャレで生きている人」の生態をもう少し具体的に書いておきましょう。
・シャレで生きている人は、よ~く考えない。「あっ、これ面白そう!」という感覚に従って動いている。
・面白おかしく生きているように周りからは見えるが、本人はそれを意識していない。ましてや、他人にウケようとは、さほど思っていない(ウケねらいで行動することもあるが…)。
・シャレで生きている人は、実験的に生きている。「こうしたい」という夢や願望を成就させることよりも、「こうしたら、どうなるんだろう?」という好奇心が行動の源泉になっている。
・「好きなこと、したいこと」をやっているから、結果に対してこだわりがない。だから、成功とか失敗という概念は希薄である。
・シャレで生きている人は、使命感や目的、一貫性や持続力は持ち合わせていない。「理想的な生き方」などの信条も設定していない。
・シャレで生きている人は、出来事や現象に、特別な意味付け(無理なプラス思考)をしない。「あぁ、こうなっているんだ」と、あるがままをしみじみ味わうだけである。
読まれていかがでしょうか。また気づいたら、このテーマで書いていきますね。