自分を整えるのが先
夜中、眠れないときに聞こうと思って、仕舞っていたラジオを出してきました。スイッチを入れ周波数を合わせていたときに気づいたことです。
周波数が合ってないときは、雑音がしてきれいに聞こえません。そのとき、どうするかと言えば、ラジオの周波数を聞きたい放送局の周波数に合わせようとしますね。放送局に対し「どうして、もっとクリアな声で放送しないんだ!」って、雑音が入るのを放送局のせいにして文句を言う人は、いないでしょう。
それは、「雑音」は、周波数が合っていないから生じているだけであって、聞き手を不快にさせるために放送局が意図的に流しているのではないことを知っているからですね。
しかし、私たちは日常生活のなかでは、上記のことを忘れて、雑音を放送局(相手のこと)のせいにして、文句を言ってるケースがよくあるものです。
人間関係がうまくいかなかったり、仕事上でトラブルに巻き込まれたりして、思い通りにいかなかったとき、こう言っていませんか?「あの人が、○○してくれないから」「あの人が○○って言うから…」「社会が○○だから」「景気が悪いから…」。
腹が立ったり、惨めな気持ちになったりして、相手のせいにしたいとき、こう考えてみてはどうでしょう。
「人生がうまく回っていかないのは、もしかして、他者や社会が悪いのではなく、自分のほうの周波数が乱れているからではないか?自分の中の波長が整えば、すべてが順調に回り出すのでは」と。
自分のなかの波長が乱れているとは、どういうことかと言えば「本心が望むような生き方ができていない」ということ。
周波数が合っているかどうかを知らせてくれるのは、「感情」です。あなたの気持ちが明るく軽やかでリラックスしている。そのときは、周波数が整っているということ。
感情は、あなたの「考え方・価値観」がベースになって湧いてきます。だから、「ふだん自分は、どんな考え(価値観)を持っているか」を意識していることをお勧めします。どういう考え方をすれば、気持ちが「明るく、軽やかに」なってホッとできるか。その視点を見つけることを心がけてみてください。
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