小難は大難を防ぐ
風邪を引かないように「マスクをして」とか「うがいをして」ってよく言われますが、 実行したことは、ほとんどありません。
母里啓子さんの著書「インフルエンザワクチンは打たないで」にも、うがい、マスク、手洗いは、さしたる効果はないって書いてありました。
風邪を引くときは引くようになっているし、そのときは「引いたほうがいい」と思っています。
「風邪は万病の元」という言葉もありますが、「風邪が大病を防ぐ」という見解のほうに座布団3枚差し上げたいですね(笑)
これとよく似た発想で、「夫婦げんかも時折するほうが長続きする。けんかもしなくなったら夫婦関係もおしまい」だとか「車に乗る際も、接触程度の軽い事故をたまに起こしておくほうが、 大事故を避けられていい」という話も聞いたことがあります。
こうした「小難は大難を防ぐ」という「ものの見方」が、いつの間にか無理なくできるようになりました。
立花大敬さんの著書「花咲か人生~あったか心の成功術~」によると、大敬さんは、次のような祈り方をしているそうです。
「私にたえられるだけの、ほどほどの不幸が、長い幸いの期間の合間に時々やってきますように」。
いかがでしょうか?こういう視点を知っておくと、困難がやってきたとき、受け止め方が変わってきますね。