欲があるうちが人生の華
パソコンが故障したので、修理のためにパソコンショップに持っていきました。こんなとき、決まって次のような思考をします。「これは、何かのチ
ャンスに違いない!」。ただ故障個所を取り替えてもらうだけなら、「マイナスがゼロに戻るだけ」。この機会にプラスになることを探そう、「転んでも、ただでは起きぬ。何かをつかんで起き上がる!」ってやつですね。
例えば、この機会にパソコンをより高速で高機能にするため、メモリを増設してもらうとか、便利な周辺ギアを購入するとか、便利なアプリを店員さんに教えてもらうとか…。
それで、直してもらっている間、店内を見て回りました。残念なことに、欲しいものがない!10年くらい前は、パソコンやパッド、デジカメなどのデジタルギアには、随分と関心があったのですが、今や興味も失せて、買いたい物がない。これって、けっこう寂しいものです。
欲しいものがあって、それを手に入れる一歩手前の時期が一番ワクワクしません?。少し頑張れば達成する目標、ちょっと貯金をすれば手に入る物、わずかな勇気があればやれること、行ける場所、…そうした(渇望や我執じゃなくて)ほどほどの欲求があって、それを満たそうといろいろ考えたり、工夫したりしているうちが「人生の華」なのでしょう。