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問題だと決めつけるから

 頭を悩ませる問題が起きたり、気にくわない事態が生じたとき、私たちは、すぐに「これはいけない。早く何とかしなくては」とあせって、アタフタしがちです。
 
 そんなとき、次のフレーズを思いめぐらせてください。「これは本当に困ったことなのだろうか?自分が勝手に『問題だ』と決めつけ、騒いでいるだけではないだろうか?この出来事は、私がより幸せになるようにと起きてきてくれたのでは?」と。

 すると、気持も落ち着き、事態を眺めていられます。問題が通り過ぎるのを待てるようになります。そのうち、名案が浮かんできたり、その問題が大したことじゃないって思えてきたりして、「時間が解決してくれる」というわけです。

 覚えておいてほしいのは、病気や悩みを「悪者」とみなして闘おうとすると、相手は強さを増して次々と押し寄せてくる。逆に「それも善きもの」とおおらかに受け入れて、通り過ぎるのを待っていると、だんだんとやって来なくなる、ということです。 

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