シャレで生きてみるのも
「いい加減な生き方のススメ」です。
以前、書店で「ついでに生きる」という本を、タイトルの面白さに惹かれて買いました。(読んではいませんけど)。生まれてきたから、ついでに生きている。 この、使命感がなく、斜に構えて洒脱で、いい加減な感じが好きですね。
で、最近「これいい」と気に入っているフレーズは、「だましだまし生きる」。明日のことは考えない。完璧を求めない。今日一日を生き延びられたら、それでいい。そんな退廃的なニュアンスがグッド。
世の中には「シャレで生きている」人がいるものでして…。シャレで生きている人は、「よ~く考えない」。「あっ!これ面白そう」という感覚にしたがって動いている。面白おかしく生きているように周りからは見えるが、本人はそれを意識していない。ましてや、他人にウケようとは思っていない。
シャレで生きている人は、実験的に生きている。「こうしたい」という願望を成就させることよりも、「こうしたら。どうなるんだろう?」という好奇心が行動の源泉になっている。「好きなこと、したいこと」をやっているから、結果に対してこだわりがない。だから、成功とか失敗という概念は希薄である。
シャレで生きている人は、理想や目標、正義感や使命感、一貫性や持続力は、ほとんど持ち合わせていない。「理想的な生き方」を設定していては、瞬間瞬間のイキイキした感性が鈍ってしまう。
シャレで生きている人は、出来事や現象に、特別な意味付けをしない。「あぁ、こうなっているんだ」と、あるがままを味わうだけである。