不運を敵視しない

　新しいことにチャレンジしようとしたとき、想定外の出来事、例えば病気になったり、人間関係が不和になったりというようなトラブルが表面化することがあります。
　それは悪いことではなく、あなたの意識がプラス方向に傾いたために、より高いレベルでバランスをとるために浮上してきたのです。

　好運の裏には不運が、不運の裏には好運が潜んでいて、お互い支え合ってバランスをとっている。好運と不運は、言わば同志のようなもの。

　だから、不運な出来事やマイナス事象を敵視したり、否定したりしない。

　従来の自分から脱皮し、「大きく変わる」ときには「大変」なことが起きるものです。「嫌な出来事もあるから、いろんな気づきがあって、より楽しい世界に進めるのだ」と大らかに受けとめるのが動揺しないコツ。