自己紹介文ほぼゼロ男
さて次に会ったE君の話を書きたいところなのだが、本当にほとんど覚えていないのでさっと流す感じで記録を残す。
なぜかと言うと、別件で用事があったついでにサラッと会ったからだ。
特にアプリでやり取りを頻繁にしてた訳でもない。
「都内にいるなら少しお茶しませんか?」
と言われたので、とりあえず会ってみたのだ。
スペック
年齢 4歳歳下
職業 IT系?転職前は臨床検査技師
年収 750-1000万
彼は自己紹介文が極端に短くて、事前に得られる情報はほとんどなかった。
そんな人となぜ会ったかというと、
自己紹介文が極端に短い人がどんな人か知りたかったから。
私の感覚では、地雷の確率が高いけど、全く地雷じゃない確率も多少あるのでは?
と思っていたから、知りたかった。
誰でもよかった訳じゃなくて、それなりに真面目そうだと判断したから彼を選んだ。
判断理由は以下
・LINEを聞いてこなかった
・見た目を褒めてこなかった
・ずっと敬語を崩さなかった
・酒が飲めるか聞いてこなかった
案の定、会う場所は昼間のカフェを指定してきたので、安心して行った。
確か新橋のドトールだ。
実は同じ業界にいた事があったので、それなりに話題には困らず話せたが、
特にこれと言った盛り上がりポイントもなかった。
私のことを聞いてくる訳でもなく、ただただ世間話をして終わったので、相手に刺さらなかったんだと思った。私にも刺さってない。
が、カフェを出ると
「LINE交換しません?」と言われた。
驚いた。
可もなく不可もなくだったので交換した。
「今度、飲みに行きませんか?」と言われたので、「予定があったら行きましょー!」と言って別れた。
その日のうちにLINEが来たが、私もあまりやる気が出ず、適当に返してるうちにLINEは終わった。
2週間くらい音沙汰がなく、なんだったんだろうな〜と思っていたところ、突然
「飲み行きましょ!」と一言来た。
苦手。
連絡不精で突然飲みに誘ってくる人。
「予定が詰まってて来月中旬まで行けなそうです」
と送ると、「忙しいっすね。それでも大丈夫ですよ!」と来た。
あまりやる気も出ないが、とりあえずキープってことで日程だけ抑えておいた。
最悪だと思うが、ダブルブッキングしていい方選ぶとか普通にやります。
みんなやってんでしょ。きっと。
アプリのいいとこだよね、自分次第で如何様にでも効率よく運用できる
その後も、彼は1週間に1回くらい連絡を寄越した。
「忙しいっすか?」
こんなのばっかだった。
つまらん。実につまらん。
「飲みに行く日の相談したいです!電話できますか?」というLINEを既読スルーしてしまった。
翌々日くらいに「忙しいですかね💦」
と連絡が来た。
悪い人じゃなさそうだから、フェードアウトじゃなくてちゃんと断らなくては。
ってことで
「ほぼ連絡取らないうちに、E君の事忘れてしまいました。お顔も思い出せません。申し訳ありませんが飲みはキャンセルさせてください。失礼します」
すぐ返事が来た
「え!忘れた?」
申し訳ないが、議論することでもない。
行かないと伝えただけ誠実である。
ブロック。
実にアプリの出会いらしいやり取りであった。