POSIWILL CAREER 7回目面談振り返り

ポジウィルキャリア7回目の面談を振り返ります。
今回も引き続き、転職活動について具体的な対策を指南して頂きました。

現在は応募する企業を具体的に定め、応募に向けて準備をしています。
履歴書や職務経歴書は添削と推敲を重ね、おおむね満足できるものが完成しました。
あとは面接に向けて、自己PRや前職の仕事内容を整理して、本番で淀みなく話せるように訓練をしていきます。
今回の面談では、面接のテクニックを沢山教えて頂きました。

まず面接は、面接官の立場で考えることが重要です。
面接官である人事担当の方も、普通のサラリーマンであり、時間内に成果を出すことを求められています。
この場合の成果とは、応募者が企業に貢献できる人材か判断するということです。
そのために、企業が求める人物像に該当する特徴を列挙しておいて、面接ではそれを確認する質問を繰り出すわけです。
このことをトレーナーの杉山さんは、ビンゴゲームの例えで分かりやすく説明してくれました。
特徴に一致する度にマスを開けていき、1列揃うとビンゴということで、選考を通過させるわけです。

ビンゴゲームの例えは本当に秀逸だと思います。
ビンゴするためには、中央に近いマスを開けることが重要ですし、マスを開ける数も当然多い方が有利です。
中央に近いマスを開けることとは、企業が求める人物像の核心に近い特徴をアピールするということで、マスを開ける数を増やすこととは、面接官の質問の数を多くすることを意味します。

企業が求める人物像の核心を知るためには、やはり企業研究が重要です。
これは、募集要件や企業理念・事業戦略等から読み取ることができます。
自分の職業経験や強み・弱みといった特徴は変えられませんが、見せ方はどのようにでも工夫できます。
同じ事実であっても、企業が求める人物像に沿う形で説明できれば、より評価されやすいということです。

面接官の質問の数を多くするためには、自分が話す時間を短くすることが重要です。
面接では、よく聞かれる質問などは入念に準備して臨むと思いますが、これを一度に話そうとしてはNGなのです。
もし話している内容が、面接官の求めるポイントを外していた場合、無駄な時間で面接時間を消費することになります。
時間が少なければアピールの絶対数も少なくなり、通過率は下がってしまいます。
相手が求めているポイントを十分に心得ている場合は、例外的にいくつも話して問題ないということですが、その段階に至るには慣れが必要です。
現状の自分の能力を鑑みると、なるべく話を短くするよう心がけて、面接官に引き出してもらった方が無難と感じます。

次に伝えるテクニックです。
PREP法と呼ばれるテクニックが有名ですが、面接でもやはり有効なようです。
質問に対してまず結論を伝えて、その後で詳細を話すということです。
具体例を挙げると、例えば前職の仕事を質問された時はこう答えます。
「学校では3種類の仕事をしました。メインは生徒に授業をすることで、その他クラス運営といった生徒指導と、校内のICT機器の管理を受け持ちました。授業では~」
ポイントは伝える項目の数と、何がメインかを示すことです。
聞く立場からすると、数が分かっていると整理しやすいですし、メインが分かれば、どこを掘り下げれば良いか明白となります。
面接官も効率的に質問をしたいので、あえてメインでない箇所を掘り下げようとはしません。
ここにも面接官の立場を考えるという配慮があります。

次に弱みを話す際の注意点です。
弱みは、自分で気付いていて、すでに対策済みであることをアピールします。
面接の際になってようやく絞り出したような弱みを話してしまうと、かなりのマイナスとなります。
この人は自分の弱点を把握できておらず、放置していると判断されるわけです。
ですので、この受け答えは十分に考え、備えておきます。
僕の例を挙げると、
「弱みは集中し過ぎることで、20代は失敗したこともあったので、タスク管理のノウハウを身に付けて克服しました。今では全く問題ありません。」
といった説明をします。

最後に逆質問です。
逆質問は熱意をアピールするチャンスです。
質問を10個以上用意しておいて、持ち時間に合わせて調整します。
質問の要点は杉山さん曰く「入社後に自分が活躍できるか解像度を高める」ことだそうです。
実際に自分がその企業で働く場面をイメージして、そのイメージをより具体的にするための情報を引き出すということです。
例えば、求人情報に書かれている仕事内容について、具体的にどのような人を相手に、どのくらいの時間、どのような場所で、どのような手段で、何をするのか等、挙げるとキリがありません。
あるいは面接官の経歴を質問するのも良い方法です。
相手は自分のことなので話しやすいですし、自分に共感してくれた人には、一緒に働くイメージを持ちやすくなります。
冒頭でも説明しましたが、面接官もやはり普通の人なのです。
良い印象を感じた人を評価したくなるのは当然のことです。

今回の面談では、面接での立ち回りについて非常に多くのことを学ぶことが出来ました。
近々カジュアル面接も控えていますし、別途ジョブカフェ等で面接対策も受ける予定です。
面談で得たノウハウを地道に訓練して、模擬練習で実践して、本番までに仕上げていきたいと思います。

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