POSIWILL CAREER 2回目面談振り返り
過去の体験を振り返る人生理解ワークを進めました。
2年前、常勤講師の任用期間が終了した後、目先の収入を安定させる道を優先させ、やりたいことをずっと後回しにしてきました。
そのことで自分の情熱を疑い、自分を責めていたのですが、トレーナーの杉山さんから、マズローの欲求5段階を引いて諭して頂けました。
マズローの欲求5段階とは人の欲求を段階的に捉える理論で、人は生理的欲求などの基本的欲求が満たされて初めて、より高次の社会的欲求や自己実現欲求の段階に進むことができるといった理論です。
当時の自分は収入が安定していなかったため、下位の欲求が満たされていなかったと捉えることができます。であれば、「やりたいこと」という高次の自己実現欲求に意識を集中できなかったのは妥当と言えます。
次に、新卒入社後のシステム開発会社での失敗経験から、組織で働くことへの苦手意識が生まれた経験を振り返りました。
当時の自分は失敗して叱責されることを恐れ、リーダーといった、相談しなければならない人に相談できませんでした。
当時の経験を捉え直す際、現在までに得たビジネス書等の知識を基準に考え、当時の自分にできるはずのない過度な自己関連付けをして、自分を責めていました。
自己関連付けとは、あらゆる物事を自分の責任と認識する認知の歪みのことです。
ビジネス書等では、当事者意識を持ち、あらゆる原因について自分にできる改善点に意識を向けることを推奨していますが、こうした考えを自分に過剰に課していたようです。
今回の面談を通して、自分が成功者の発信やビジネス書等に強く影響を受けており、外部の価値観を自分のものと捉えていたことに気付かせて頂けました。
やりたいことを仕事につなげる生き方に憧れるあまり、そこに"あるべき論"が生じていました。
このキャリア相談を通して、本当に自分らしい在り方とは何かを見つけられたらと思います。
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