【募集中】私の経営情報グループ『漆黒と灯火』が第18期会員さんを募集中です
さらに一年の時を経て、私の経営情報グループ『漆黒と灯火』が第18期会員さんを募集しています。というか先週から10名の募集を開始してすでに5名ご応募がありまして残り枠5名となってしまい、焦って告知を書いています。遅れてすいません。
前回もこんなこと書いてたんですねえ… 一年というのは早いものです。
で、何気に今年の12月で当会『漆黒と灯火』もはや10周年を迎えます。10周年だからといって特にイベント的な何かは考えていません。というか、いま私自身が何か他のことを考えられる状況にありませんで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
開始後3カ月で滅ぶと思っていた私の経営情報グループ『漆黒と灯火』が、年末になんだかんだ10周年を迎えるということで… メルマガ『人間迷路』同様、思えば長くやってますね。
これも普段より私を支えてくださる読者や会員の皆さまと会を運営してくださる夜間飛行の皆さま、夜遅くまで仕事や会合でウロウロしていても文句も(あまり)言わず支えてくれる最愛の家内と子どもたち、そしてこういう地味な才能を授けて世に出してくださった神に深く感謝をしております。
思い返せば、私も会員の皆さまの経営相談や事業企画などの相談を幅広にお請けする窓口として機能すればいいなと思って作った当会『漆黒と灯火』が、月イチで配信される豪華ゲストとの雑談のような対談をメインに三々五々集まっては会員同士が私を外して勝手に交流されたりお仕事でご一緒なさったりして、好き放題やっていただけているのが一番の利点なのではないかと思うようになりました。
ご入会された皆さまが、あまり普段聴き慣れない話を当会でお愉しみ戴きつつ、いまどき世間では割とむつかしい中年の友人作りや気軽な人生相談をいい感じで皆さま同士でやり、盛り上がっておられるのは私としても喜びでございます。
振り返りますと、10年前は私はゲームなどコンテンツ企画・制作・投資のお仕事をメインに不動産や証券、調査業、家業の産業廃棄物・資源貿易などを扱っていたものが、いつの間にか東京大学の客員研究員を皮切りにシンクタンクの下請や政策調査・調整などの前捌きをやるようになり、新潟大学の大学院に通って修士を取り、日々カラスのような黒い背広を着て汗をかきながら(社会的に)偉い人と偉い人との間を往復する日常になるとは思ってもいませんでした。人間、10年もすると本当に変わるものです。
それもこれも、当会『漆黒と灯火』で私から会員の皆さまにいろんな最新のよもやま話をゲストと共にお送りして刺激を与えるはずが、むしろ会員の皆さまのお仕事やお考えを通じてより良い方向に変えていただいているんじゃないかとすら思うほど、お世話になっているように感じています。
また、当会も募集がほとんど半年に一回あるかないかという感じで70名の会員さんの流動性が低いのも、即物的な「儲かる話」を情報交換するというよりは、働くことや生きていくことのテーマや重み、考え方を重視して「長くご一緒できる関係を」と願って運営してきたことの賜物ではないかとも思っています。もちろん、地方在住の会員さんも多数おられる中で、毎月DVDや配信動画などで対談をご覧いただいてご満足いただいている連絡も頂戴しているのですが、たまに上京される際に「はじめまして」のご挨拶もそこそこにあの対談で喋っていた有識者は深みがあって良かったとか、地元でこういう苦労があるのだが東京で役所に相談するとき何に気をつけたらよいのかとか、生きる工夫を考える人が残ってくださっているのは当会の強みだなあと思う次第です。
『漆黒と灯火』は、まさに人生を歩んでいくにあたり、分かっている明るい未来や起きることが確定している事象なんてひとつもない、でも生命の出口までたゆまず歩いていかなければならない宿命である私たちは、そんな漆黒の中を知識という灯火を炊いて、少しでも前を見て進んでいくのだというコンセプトで名前を付けました。だって将来のことなんて誰にも分からないんだからしょうがないじゃないですか。ならせめて、少しでも正しい未来に向かって歩いていけるように、歳を取っても具合悪くても情報をかき集め、いろんな人と額を寄せ合って相談し、暗闇の中を一歩一歩踏み込んでいくしかないのです。
もしも少しでもご関心を持っていただけるようでしたら、ぜひご参加ください。
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント