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通常国会のつつがない閉幕を祈る記事
6月23日まで今期の通常国会は行われるわけですが、明日19日に俺たちの総理大臣・岸田文雄さんは党首討論に臨まれます。
また、野党筋は内閣不信任案の提出をやるぞやるぞというモードになっているだけでなく、みんなの維新参議院におられる音喜多駿さんがこともあろうに政治資金規正法の政府案に対して反対に回り問責決議案までおっ建てようという騒ぎに発展しています。
これさあ、もう「岸田文雄は逃げ回ってて、解散なんて打てないんだろ? おーん?」という挑発以外のなにものでもないと思うんですよね。
いやー、私たちの夏休みの計画を守るためにも、あんまり岸田文雄さんを煽らないでほしいんですよ。喧嘩師の血に触れてはいけません。
ワイちゃんものんびり小池百合子VS蓮舫のような「もう結果だけ教えろ」的都知事選の記事を書いておりましたが、もう限界に近づきつつあります。
いままで見てきた旧民主党政権の皆さんや安倍晋三さん、菅義偉さんといった歴代総理は、まだ周辺の話を聞いて勝負所を判断する常識的な動きをされる皆さんでしたので「これは何かあるな」と察知するのは容易でしたが、俺たちの岸田文雄さんは違います。
何するか分からない人なんですよ。
いや、ひょっとしたら、歴史が微笑んで岸田文雄さんの思い通りの結果になって、23世紀まで続く岸田王朝が樹立されてしまうかもしれない。それは誰にも分りません。でもご子息翔太郎さんが継ぐ継がないのレベルの話より、私にとっては家族で夏に旅行したいんです。選挙とかマジやめてくれませんか。総裁選頑張ればいいじゃないですか、秋以降に選挙やりましょうよ。ね。
理詰めでは9割がた解散は見送りだろうと思っていたとしても、岸田文雄なら残りの1割の勝算を見て「わしゃぁやる」と言いかねない。
いや、ひょっとしたらG7サミットに行く前の週、一人さみしく公邸にいた岸田文雄さんは「北朝鮮に電撃訪問したかったのに」と枕を涙で濡らしていたかもしれない。しかし状況がそれを許さなかったのは、勝負に出なかったからだ、と反省している可能性もあるのです。
何といっても、自らの心の拠り所であった宏池会を爆破して、両側にブチ切れた面持ちの麻生太郎さんと茂木敏充さんがいても半笑いで総裁記者会見やっていたのが岸田文雄さんなんですよ。偉大なんですよ岸田文雄って人は。人智の及ばない、秘めたる何かをその瞳の奥に宿しておられるのです。
偉い人から「山本くん、出走表作ってよ」ってきて、これもうピンとくるわけですね。みんな、もう解散総選挙はない、次は自民党総裁選なんだって思い込んでるんですよ。
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でもねえ、最後の最後まで何があるのか分からないのが俺たちの岸田文雄さんの凄さであり、恐ろしさです。ソヒ今井尚哉ですら善良な人に見えてしまう。これもう日本政治最大の危機に直面しているといっても過言ではないと、私はそう思っておるのです。
この記事が杞憂であることをもちろん祈っていますし、当たったら「ボク言いましたよね」なんて言ってる前に山本家の夏休みが飛んで行ってしまいます。永田町からおさらばになりかねない与党政治家の皆さんも猛暑の中で首元の涼しい夏になることでしょう。
ほんと、何事も無いことを心から祈っております。何か起きそうなら岸田文雄さんの足元がパカッと開いてどこかに落ちていく仕掛けでも作っておいてほしい、そう思います。
画像はAIが考えた『東京育ちだけど広島の博徒の血が流れた俺たちの総理大臣が極小の勝率の賭け事に邁進しようとして周囲の人々から羽交い絞めにされている図』です。
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![山本一郎(やまもといちろう)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15060/profile_1b4b3459770a8ef2a7fd2d2e7ae3b89b.jpg?width=600&crop=1:1,smart)