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【告知】10月22日『プライバシーフリークカフェ』リベンジ、開催決定!!

 明日、弊所情報法制研究所主催のシンポジウム『デジタル時代における表現の自由と知的財産』を開催予定ですが、ほぼ満席御礼の勢いを駆って俺たちの『プライバシーフリークカフェ』を10月22日開催決定となりました!

 なにぶん年末の最終とりまとめに向けて水面下で蹴り合い殴り合いが続いている個人情報保護法の改正本件、割とど真ん中なところでごちゃごちゃやっているところで与党自由民主党では総裁選が、公明党では俺たちの山口那津男さんから石井啓一さんへの代表スイッチが発表され、臨時国会後に解散総選挙も濃厚でやんすよとかいう大変な事態となっております。暴風雨が吹き荒れ、叩きつけられた強風と豪雨の前にペタッとなる草木のような俺たちの明日はどっちなのでしょうか。

 そうかと思えば、昨日お魚屋さんの動画に出ていた木原誠二さんが「(マクロ経済の制作トリガーを持っていない)財務省は財政引き締めの仕事をしているだけ」と水向けしたのに対し、俺たちの平将明さんが「個人情報委員と一緒だな。仕事があるからどんどん規制を強化していく」といまの情報法とデジタル産業への影響を誤認する発言をしてしまうほど議論が錯綜してしまっていると言えます。

 いや、仮に日本にデータセンターが林立してアジアでのデータ処理やAI関連で頑張ろうと思っても、日本だけ特異な個人データ関連の規制にしてしまったら、欧州やオーストラリア、アジア各国からのデータを預かれなくなってしまうという本末転倒な事態となります。必要となるのは適切な規制・情報処理のルールとは何かを他国ときちんと揃えて産業振興することが大事なのであって、ワット・ビット連携以前の問題であることを理解してもらわなければなりません。

それは個人情報委員会が規制強化しようとしているんじゃないんだよ…

 いまの個人情報保護委員会と言えば、途中で平井卓也さんが出てきて横やりが入り、中間まとめが遅れたりもしていましたが、さすがにマズいと総務省様も人事のテコ入れをされかなりまともな委員会と事務局体制になってきたと思いますので、このあたりの話が年内にどのような形で着地できるのか法曹界や情報法クラスタもよく考えておく必要がありそうです。

 明日19日はオンラインでもシンポジウムをご視聴いただけますので、この方面に関心のある皆さまはぜひご参集いただければ幸いです。

 画像はAIが考えた『産業育成に役立つだろうと自分のところだけ規制を緩めてみたら、自分のところのデータばかり海外に流出する一方、海外の事業者は日本にデータを置かなくなり身動きが取れなくなるプラットフォーム政策に頭を抱える政府関係者とデジタル産業事業者たち』です。

神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント