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【告知】5月29日、プライバシーフリーク・カフェで個人情報保護法改正議論やプラットフォーム・違法広告関連のまとめ放談会やります!

 あの『プライバシーフリークカフェ(PFC)』が帰ってきた!

 最近いろんなお役所や政党に行くと「お前ら最近静かだけど、何か悪いもの食ったの」とか半笑いで煽られるわけですよ。ムカつきますよね。

 俺たちだって頑張って生きているんだという生存証明を兼ねて「我を斬れるものはおるか」「ここにいるぞ」の精神でプライバシーフリーク・カフェを定例会合とするべく開催したいと思います! 思います!

 登壇するのはそっち方面の法曹界の鬼才にしてグラビア評論家の板倉陽一郎先生、喋り出したら止まらない法曹界の暴走機関車鈴木正朝教授、みんなご存じ360度ひろみちゅ日記ミサイルの使い手高木浩光師匠とわたくし51歳にもなって学割使い倒しながら不幸の手紙を各組織に送り続ける紙爆弾職人山本一郎でございます。

 今回はひとつのテーマを掘り下げるというよりは、平井卓也のお陰で頓挫した個人情報保護法改正にまつわるエトセトラを論じつつ、ちょっと一定方面で継続的課題となっているプラットフォーム規制関連の話をしていきたいと思っています。現在進行形で動いている話題であるため、内容についてはいま「こういう話をするぜ」とは申し上げづらいところですが、最新の議論なども盛り込んでいけるといいなと思っています。

 経済安全保障とか、アクティブサイバーディフェンス(ACD)方面も騒ぎになっておりますが、正直申し上げて「えっ、これサミット挟んでいま岸田文雄政権で取り組んで大丈夫ですか?」って冷め具合になっておりますので、こっちの話は俺たちの岸田文雄が蛮勇を発揮して会期内解散などという大博打を披露しないようであれば次回以降、みっちりやっていきたいです。

 なお、6月1日は京都大学・曽我部真裕御大による「情報空間の秩序構想」~『法律時報』5月号特集深掘りシンポジウムが開催されます。ありがとう日本評論社。

 プラットフォーム規制とSNS上での表現の自由をどう扱うのよという、目下フェイクニュース(ディスインフォメーション)対策においてはマストなところで話題になっている話ですので、こちらも是非パソコンの前までご参集ください。無料です。

 世界的な潮流もありますが、個人的には本人同意原則で個人データや個人データ予定個人情報を事業者に扱わせるやり方では限界が見えてきているので、ある程度は産業界の要望も斟酌しつつ個人情報保護法の改正は上手く着地させて欲しいなあという立場です。正直、自己情報コントロール権だと子どもに関する情報の制御はむつかしいであろうし、AI分野での利用や、現行個情法で積み残しになっているエラー部分の洗い出しをやったうえでアップデート()すべきと思っています。

 さらに、最近では国内の生活安全マターや警備警邏の問題が、国際的な問題事案になるケースが急激に視認されるようになってきました。

 サイバー上では違法なりすまし広告などアドフラウド、NFT利用のアカウント売買、オンラインカジノやマイナンバーカードの偽造シンジケートに関わるトクリュウや中国系犯罪組織の問題。

 生活安全においては、美容整形やホストクラブ、キャバクラなどで疑似恋愛や法外なツケ・ローン払いを出汁にした日本人女性の出稼ぎ海外売春問題などです。

 どれも本来は「まあ警察の問題だよな」と思っていたのが、実際にはサイバー利用が広範に行われる中で、これらをどうやって着地させるのかという難題にプラットフォーム規制や個情法が立ちはだかるという事例がきちんと認識されるようになった(昔から問題ではあったが、ようやく具体的な問題として着手できるようになった)ということです。

 そこに、より大枠としてのデジタル立憲主義、私人間効力の傘も広がってきて、ようやくこれ方面の法的処理の道筋がついてくるのかなあといったところでしょうか。ELSI的な枠組みの行き詰まりも視野に入れつつ、おおいに議論して行ければいいなと思っております。

 よろしくお願い申し上げます。

 画像はAIが考えた『地雷原でパネルディスカッションをやっている有識者4名』です。

なぜか5人いるし、その丸い奴は機雷っぽいけど何で爆発してるんですかね

神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント