夢物語をどう読むか
どうもどうも。霧に刃と書いて霧刃(きりは)です。
今日は気まぐれに思ってしまった、書いている小説とは全く関係ない事を呟かせてください。
皆さんは夢物語という言葉がどういった意味か知っていますか?
インターネットや辞書で意味を確認すると幾つか意味が出てくると思います
インターネットや辞書で見る意味だと、見た夢を語ることだったり、夢の内容だったり、はたまた現実的なことではない夢のような話などという意味がありますよね。
もしも誰かに「夢物語を語ってください」と言われた時、皆さんはどういった意味だと捉えて答えますか?
「夢の物語」を話すでしょうか?「夢のような物語」を話すでしょうか?
はたまた「夢でしかない物語」かもしれませんし、「夢みたいな物語」なんて捉え方をする人もいるかもしれません。
普段どういった意味で捉えているかによって、その答え方は違うでしょう。
同じ言葉でも答え方はその人によって様々でしょう。
因みに自分の場合は、恐らく「夢に想う物語」と捉えて話すでしょう。
絶対に叶わないだろうと思いつつも、つい想像し、望んでしまうこと。
夢だと分かりつつも、つい想ってしまうこと。
異世界転移という、今どきの人間ならつい憧れてしまいがちな出来事のジャンルの小説を書いている自分だからこその意味の捉え方です。
なんというか、中二病っぽい考え方だ(笑)と自分でも思います。
ですが、こうも思ってしまいます。
夢物語という単語自体がそもそも中二病みたいな単語じゃないかって。
どんな意味だろうと、どんな捉え方だろうと夢物語は所詮夢物語。
現実ではない、誰かの夢でしかないのです。
思春期の子供達の頭の中で考えた設定と同じようなものなのです。
言葉って面白いですよね。
同じ単語なのにいくつも違う捉え方があって、
しかし深く考えれば結局はたった一つの意味合いでしかない。
問題は、人がその単語をどう受け入れるか。
同じ言葉でも「夢の物語」と単純に考えるか、「夢のような物語」だと驚愕を見せるのか、
「夢でしかない物語」とそっと諦めてしまうのか、「夢みたいな物語」と跳ね除けてしまうのか、
はたまた自分のように「夢に想う物語」と憧れを見せるのか。
受け入れるのか、受け入れないかで捉え方も考え方も変わってくる。
ただそれだけのこと。
そんな単純なこと。
だけど人は、生活していく上でそんな事は考えようとしない。
それは何故か。
理由は実に単純明快で、そんな事を考える時間があったら自分の将来のためになることを考えるからです。
たった一つの単語に対してそんな面倒な考え方をするのは自分のような物好きか、時間を持て余す暇人ぐらいでしょう。
しかし、物好きで面倒な考え方をする自分だからこそ思います。
たまには、そんな考え方も良いんじゃないかと。
将来のことや自分のためになることとは全く関係ない、一見単純な言葉の一つでしかない言葉の意味や捉え方について考えるというのも良いと思うのです。
少なくとも、一時的な羽休みになるはず。
そして、自分の考え方がどんな風になっているのかぐらいは分かるはずですから。
そんな、書いている小説とは全く関係のない呟きでした。
最後の最後に宣伝として私の小説のURLを置こうとおもいます。
気になった方は是非読んでください。
最後まで読んでくださった方に感謝を。
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